第8話「自己責任」

ただ命を燃やし

冷淡な日々を生きる

殺風景と乖離した焦燥

蔑む目、どつかれる毎日

この一切の時間を

根底にある疎外感を

ただ流しきることが出来ず


切れまない非常な現実が続く

例え生きたいと嘆いても

死ぬのが正しいと結論付けられ


この一切の不信感を不届きを

癒す術なく

冷酷な荒れ地に放られる


生きてさえいれば

何かあると

そのまやかしに何度騙され

生きてしまったか


大人になって痛感するのは

皆自己責任で生きていけという事で

殴られても自分で傷を癒す他ない

そうして間違えた世界が

この先何遍と僕を襲い

その度に死を実感するような痛みに苛まれ


やるせなくて泣くたびに傷跡が

涙で滲みる


視界も赤くぼやけ

充血した過労な目で

また責任と重圧を背負い

もっとやれよと、

重い言葉をかけられる


たとえ早く物事をこなしても

褒めれるず

お金はむしられ

お茶を投げ飛ばされ


火傷して傷ついて

また今日も

ただ怖い社会と向き合わねばいけないと

自己責任だと

そんな身勝手な思想で


ただこき使われ続けた。

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