第17話 中学校からの仲なんだが
俺には友人は結構いるが、はっきりと親友と呼ぶことのできる人間は1人しかいない。それが
俺たちの仲は4年半前から始まった。
中1の時は同じクラスだったのでずっと
中2になってクラスも変わり、会う頻度も中1の時に比べたら少なくなっていた。まあ一緒に登下校もしてたし毎週オンラインでゲームもしていたから全然疎遠にもなっていなかったんだが。
サッカー部の方は順調で俺たちの学校は初の都大会ベスト16まで行った。運良く弱い学校とばかりあたったのもあるが、殆どは
中3になって
俺たちの中学生活最後の大会が始まった。俺たちは順調に勝ち進め、去年を超えるベスト8まで行った。快挙である。
その頃から俺も本格的に勉強を始めた。遅いと思われるかも知れないが俺も
だんだんと
ある日、勉強の休憩がてらニュースを見ていると、まさに
次の日の大会前日練習、
次の日、大会の日なのに
「大丈夫か?」
「うん...」
「そうか、そろそろ試合だぞ、絶対勝とうな!」
確実に
負けた。俺たちは試合に負けた。1点差だった。正直勝てた試合だった。あの
試合会場から家に帰る途中、俺はなんと
「どうしたんだ、
俺はそう言った。
「
——お願い——
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