第11話 悩まざるをえないんだが
「さっきの
「悪い気はしないってどういうことだ?悪い気はしないってことは嬉しいわけではないってことだろうか。でも嫌というわけでもなさそうだし...こんなこと言われたことないからわかんねぇ」
俺は悩まざるをえなかった。なんせ他人に直接好きって言ってしまったことさえ初めてなのだから。
「というかさっきは
俺は自分の気持ちでさえもわからなくなっていた。
-----------------------
「さっき
私はお風呂に浸かりながら悩んでいた。
「
私はお湯に鼻まで浸かり、息を吐く。お湯から気泡が出てきて、ぶくぶくと音がする。
「でも、
私はどうしたいのだろうか。自分でもわからない。
「でもやっぱり
私がもし、自分に自信の持てる人だったら違う選択肢をとっていたかもしれない。例えば
「もっと強かったらいいのに...」
私は湯船から出た。
-----------------------
「きっと
落ち着いてきた俺はそう考えるようになっていた。
「お風呂場に向かう直前に
俺はパジャマに着替えるためにソファーから立つ。
「次に
俺はそう決心し、パジャマをとりに俺の部屋へと向かった。
俺はパジャマに着替えた後、リビングで怜のお風呂が終わるのを待っていた。
「
時計を見ると、
「すみません、長湯しちゃいました」
俺がそんなことを考えていると
「別に大丈夫だ。俺も
「本当に何から何までありがとうございます」
時計を見ると12時を指していた。
「俺は明日学校だからもう寝るけど、
「私も学校に行くのでもう寝ますよ」
「無理していく必要はないと思うけど...」
「一応私受験生ですしね。それに学校は好きですよ」
「そうか、じゃあまた明日、おやすみ」
「おやすみなさい」
自分の部屋についた俺は、部屋にあるアナログ時計のタイマーを7時半にセットする。うちの学校の始業は8時と早いので7時半には起きる必要があるのだ。タイマーをセットし終え、布団に潜ると一気に眠気が襲ってきた。
「明日、
俺はそんなことを考えているうちに眠りについた。
——お願い——
この作品はカクヨムコンに応募しています。
もしよかったら★評価とフォローお願い致します。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます