設定メモ
聖職者の階位
設定資料と言う奴です。
興味が無ければ読み飛ばしてください。
■聖職者の階位は個人の実績によって定められ、世襲制は一切認められない。
この階位は、同じ大陸であればどこの国でも同じものが使われている。
国から定められた聖職者の官位は以下の通り。
【入位……にゅうい】
国から聖職者として能力を正式に認められた階位。
公的に魔術の使用を認められた存在。
その権威は一般の公務員レベルであり、自分の業務にかかわる事に対してのみ、一般人に対しての命令権を持つ。
他人に対して魔術を指導することは許されない。
【住位……じゅうい】
聖職者として上級の実力を認められた階位。
他人に魔術を指導することが許される。
【満位……まんい】
寺院の責任者となる事の出来る最低限のライン。
【法師……ほうし】
騎士相応として扱われる。
荘園の管理が任される最低限のライン。
【大法師……だいほうし】
上級騎士相応として扱われる。
大きな寺院の責任者になる事の出来る最低限ラインの役職。
【内供……ないぐ】
男爵相応。
大きな街の宗教活動における最高指導者となる事が許される。
宮廷付きの聖職者になる事の出来る最低ライン。
【己講……いこう】
子爵相応。
独自の理論と術体系を持つ宗派を作ることが許される。
塔の管理を許される最低限のライン。
引退した最高位聖職者や、高名な聖職者に与える名誉職でもある。
【律師……りっし】
伯爵相応。
州レベルの大きな地域の宗教活動を管理する責任者。
奇跡レベルの魔術が使用できなければ就任が認められない。
【僧都……そうづ】
侯爵相応として扱われ、全ての宗教の派閥を超えて一つの国に十二人という人数制限がある。
その国において黄道十二星座のどれか一つの属性魔術の最高権威である必要がある。
次代の僧正の選考に関わる事が許されるため、基本的にこの地位をえる聖職者を何人出せるかで、その宗教の地位がだいたい決まる。
【僧正……そうじょう】
公爵相応として扱われる。
全ての宗教の派閥を超えて一つの国に一人しか着任できない地位。
神の代弁者であり、新たな国王に王冠を授ける役目を受け持つ。
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