第4話

いろいろあった次の日


私は非常に困っていた。それは、今日は体育の授業があるからなのである。


別に体育が嫌いなわけじゃないのだか、

.......着替えが近い!てか近い


『あの....?なんで隣で着替えてんの?』

『いや、ロッカーがあるからだよ』

『いっぱいあるだろーがよー』


更衣室には、見渡す限りたくさんのロッカーがある。けど、葉月は私の隣で着替えようとするのだ。理性が.......。


『せめて、一個空けて使ってよ』

『いやだよ。誰か入ってきたらどうするの?』

『入らないでしょ、そんな間』


葉月は私の言葉を無視して着替え始めた

自然と私の視線は、葉月の体へ向かう。


真っ白い肌に、大きい胸を際立たせるような情熱的な赤色の下着........


って、何見てんだよぉぉぉぉぉ


駄目だ。もうここでは、着替えられない


『ごめん、やっぱトイレで着替えてくる』


私は、なるべく顔を見られないようにトイレに全力で走った。


『は、は、、はー。死ぬかと思った。』


まだ心臓の音が鳴り止まない。この音はきっと、走ったからこんな風になったわけでは無いのだろう。


ホント、葉月の事はもう諦めようとしてこのザマか。辛い。これがあと3年続くのか。


とりあえず、今は着替えないと。

すぐに私は、個室のトイレで着替えて、着替えを更衣室に置き、運動場へ出た。


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