+ * +




 美晴姉ちゃんがいた。

 白いラムネを、一粒食べた。

 そして、酒を飲んだ。

 俺も一緒に飲めたらいいのに、なんて、くだらないことを考えていた。

 美晴姉ちゃんがこっちを見た。

 目を細めて、笑った。

『千春、私が』

 唇を動かし始めた。




       + * +

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る