第38話『体育祭⑤《青風院代表リレー》』


 ぎらぎらと照りつける太陽の光に目を細める。

 視線を前に戻すと、震える小さな肩が見えた。

 伊織は、その背中に声を投げかける。


「気楽に頑張れ」

「む、矛盾してませんか、それ」


 首だけ振り向き、生意気な口で答えのは美也子だった。顔には不安げな色が浮かんでいる。


 彼女は伊織と同チームで、リレーで三番目を担う。

 奇数番目なので、出発時点での待機だ。

 

 伊織のチームの走順は、第一走者から丸坊主の一年男子、黒縁眼鏡の三年女子、美也子、熱井、伊織、蒼介。この順番には、足が遅い伊織と美也子を、熱井や蒼介で挟んでカバーする意図がある。


「さっき友達から言われた応援を混ぜてみた」

「何を言ってるのか、さっぱりです」


 美也子は肩をすくめて言った。

 彼女の緊張が少しでもほぐれればいい、伊織はそう思ったが、他人の心配をしている場合じゃないと気付く。自分自身、神経が張り詰めているからだ。


 屈んだままの姿勢で、ぐるりと周囲を見回してみる。大勢の生徒や教師の視線が、伊織含めた参加生徒たちに注がれていた。


 『青風院代表リレー』は次の『閉会式』を除けば、実質最後のプログラムにあたる。

 よって体育祭中、応援エリアを離れて仲の良い友達と談笑していた生徒も、委員会の仕事に追われていた生徒も、校内に入ってサボっていた生徒でさえも、終わり際になると思い出しようにぞろぞろと戻ってきて、ラストの競技を見届けようとしていた。

 去年は、伊織もそのうちの一人だった。


 それが、まさか──。


 今年は自分が走る側へ回ることになるなんて、想像だにしていなかった。

 いまでさえ、実感が沸かない。けれど、校庭内を支配する威圧的なまでの空気は、確実に伊織が競技用グラウンドにいることをはっきりと証明していた。

 もう、逃げ場はどこにもない。

 

「美也子、お互い頑張ろう」


 まるで自分に言い聞かせるような口調で、伊織は言った。


「それ、『借り物競走』のときも言ってましたよ」

「そうだっけ」

「はい。言われなくても、ここまで来たら乗り掛かった船です。頑張ります」

「沈没しないように気をつけよう」

「陸地だからその心配はいりませんよ」


 美也子はほんの少しだけ微笑むと、前に向き直る。

 伊織は、緊張が若干ほぐれたのを感じた。


「じゃあ一走目、スタート位置につけ。三走目の奴はこの線まで進んで待機しろ。んで先頭がスタートしたら、すぐにスタート位置に並べ」


 教師がテキパキした声で生徒に指示を出す。


 六人の男女がスタート位置についた。


 その中には、伊織のチームのトップバッターである坊主頭の一年男子──東山くんもいた。彼は見た目通りの野球部で、敏捷性に優れているらしく、ぼてぼてのゴロでも気合のヘッドスライディングでセーフをもぎ取れると本人は豪語していた。本当かどうかはさておき、足の速さは本物だ。伊織はリレー練習の際に、彼が初速からフルスピードで駆けていく姿を何度も見た。

 リレーの先陣を切るのに、もっともふさわしいメンバーだろう。

 

「よし」


 教師がスタート位置に問題ないかを確認し、スターターピストルを持った生徒に合図を送る。

 合図を見た生徒が、ピストルの銃口を上に掲げた。

 

「位置について。よーい──」


 どん、の声と同時に音が鳴った。

 六人の生徒が一斉に駆け出す。フライングなし。

 競技が始まり、けたたましいまでの声援が、あちこちから爆発するようにグラウンド内を一気に埋め尽くした。

 それに負けないぐらいの大声で、教師が叫ぶ。


「第三走者ぁ、入れぇ!」


 指示があり、すぐさま第三走目の生徒が準備に入る。もちろん三走目なので、交代位置はズレのない共通の白線だ。その線の数十メートル先にあるもう一つの線までに、バトン渡しを行わなければならない。これをテイクオーバーゾーンと言い、伊織は響きがかっこよくて気に入っている。


「じゃ、じゃあ行ってきますっ」

「うん」


 交代位置に移動する美也子を見届け、伊織は東山の行方を追った。そして、驚く。僅差ではあるものの、一番だったからだ。『青風院代表リレー』の練習は三回行ったが、他チームと実際に競走したことはなかった。

 全員で走るのは、本番の今日が初。


(もしかして東山くん、全体的にも見てもめちゃくちゃ速い?)


 伊織が驚く暇もなく、走者は二番目に代わろうとしていた。

 中間地点にやって来た東山が第二走者である丸縁眼鏡の女子──丸川にバトンを渡す。東山の勢いが凄すぎて多少まごついたようだけれど、そこまでのタイムロスではない。

 

 丸川が走り出した瞬間、四走目の熱井が「走れぇぇぇファイトぉぉぉぉ!!」と叫んだのがわかった。彼の真後ろで六走目の蒼介もささやかに応援している。二人の対照的な応援を遠目から見ていた伊織は笑いそうになったが、それどころではないので堪える。丸川に視線を戻した。


 丸川は綺麗なフォームで僅差だった後続の五人をぐんぐんと突き放し、もう間もなくこちらへ帰ってこようとしている。

 彼女は陸上部所属で部長も務める三年生。

 六月下旬には引退のかかった地区大会が控えており、だから今の時期はかなり体が仕上がってるから期待してて、とお茶目な顔で本人は語っていた。


(うちのチーム、レベル違くね?)


 練習時から薄々察していたことを改めて再認識する。このメンバーなら、容易く一位はとれるだろう。

 

 ──そこに、伊織が混じっていなければ。


 心臓がゆっくり、そして強く、脈打ち始めた。走る前からこんな調子では、いざ走ったときに死んでしまうのではないか。伊織は途端に怖くなり、無理やり深呼吸をした。


 そんな伊織の恐怖や不安にはいっさいかまわず、時は無常に進む。

 コーナーを曲がって直線のコースに差し掛かった丸川が、交代地点にいる美也子に掠れた声をかけた。


「美也子ちゃんっ!」

「はいっ!」


 元気よく返事をし、美也子は自分の進むコースの方向に身体を向ける。次に左腕を真横に伸ばし、指をめいっぱい大きく広げて、首だけ振り返った。


「ゴー!」


 直前まで迫った丸川が合図を出すと、美也子は顔を正面に向き直し、走り出した。大きく広げられたままの左手の平にそっと載せるように、丸川がバトンを突き出す。美也子はそれを上手くキャッチして、右手に持ち直し、あとは風を切るように腕を振る。


 現在一位。二位との差は四、五十メートル。


 美也子は半分の100m地点まで、順調に走っていた。

 スピードも彼女の出せる最大速度を維持していたが、残り半分を切ったところでスタミナ切れを起こしたのか、足がもつれるような走り方に変わった。


 それでも彼女は最後の気力を振り絞り、大失速はせずになんとか持ちこたえている。腕の振りがでたらめだったり、足の一歩一歩が重くなっていたりと無駄な動作が増えてきても、走るのだけはやめなかった。


 残り十メートルを切ったあたりで、熱井が力強い声で叫んだ。


「美也子くん! あとちょっとだぁ! ファイトぉぉぉぉ!!」


 轟く暑苦しい声援。

 息を吹き返したように美也子の顔が上がる。

 フォームがわずかに修正され、熱井の元へ猛突進する勢いになった。

 

「こっちだ!」


 熱井が緩めに駆け出す。左手を後ろに突き出し、美也子からバトンを受け取る準備に入る。彼とほぼ同時、他の五走目の生徒が二人駆け出した。美也子のすぐ後ろには、二位と三位の生徒が団子みたいについている。東山と丸川の稼いだ貯金を、美也子のターンで使い果たしてしまったのだ。だが、かろうじて追い抜かれはしていない。美也子は一位の座を守りきった。


「しぇ、しぇんぱいぃっ!」

「おうっ!」


 美也子の情けない声と共にバトンが熱井に渡される。過去三度の練習では二人の息がなかなか噛み合わず、四苦八苦したものだけれど、ここぞという場面で見事成功させた。仕事を終えた美也子が倒れ込むようにフェードアウトする。そこそこのスピードだった熱井が、バトンを受け取った瞬間、速度を急激に上げた。彼はとんでもなく速かった。ほぼ同じタイミングでスタートしたはずの二人の生徒が、どんどん突き放されていく。


 再び、単独一位に躍り出た。

 その十メートル後ろを二位と三位が接戦で追いかけ、さらに三十メートルあとには四位、五位。最後尾の六位はいまだ第三走者が走っていて、逆転は難しそうだ。


 五走目の伊織は、美也子が走り出してすぐ交代地点に移動し、熱井を待っていた。ところが、伊織はどこか心ここにあらずといった顔で、熱井をぼんやりと眺めている。


 伊織の頭はいまやプレッシャーに支配され、自分がどこに立っているのか、何をしているのかもあやふやになりかけていた。熱井が猛然と走ってくるのを認識するので精一杯だった。


 しかし、200メートルは十数秒で終わる。

 まもなく、熱井がやってきた。

 一位の座をキープしたまま。


「冴木くんっっっ!!」

 

 地が揺れるほどの大声で呼びかけられて、ようやく伊織は我に返った。数瞬遅れて「は、はいっ」と上ずった返事をすると、駆け出すために足を一歩踏み出した。


「おっと⋯⋯」


 緊張状態にあった身体を急に動かしたせいで一瞬体勢が崩れるが、ぎりぎり耐える。二歩目、三歩目と問題なく足を進め、首だけ振り返り、バトンを受け取る準備に入った。熱井は一秒だけ心配げに眉尻を下げたが、止まることはできないのでそのまま伊織にバトンを渡し、「ファイトっっっ!!」と叫んで送り出す。


 若干の不安を孕ませつつも、伊織の番がスタートした。


 最初の五十メートルは、難なく、とはいかないまでも順調な走り出しだった。速くはないが、遅くもない平均的なスピード。このままいけば、後続に差を縮められはするだろうが、一位はキープできるだろう。

 

 ──と思っていた。


(あっ⋯⋯)

 

 コーナーのカーブを曲がりだした伊織は、遠心力を抑えようと、身体を内側に傾けようとした。その拍子に、バランスを崩した。交代地点で不安定だった体幹がここにきて痛恨のミスを招いた。伊織は斜め前につんのめり、主に膝と両手をしたたかに打ち付ける。

 グラウンド中を湧き立てているひっきりなしの声援に、アクシデントが発生したときのリアクションが混じった。

 

 伊織は、すぐに立とうとはしなかった。

 強打した膝と両手をつき、四つん這いのような体勢でじっとする。


 理由は怪我ではない。

 身体は痛いが、立てないほどではない。 


 気力的に、立てなかったのだ。

 立つ気になれなかった。


 これほどまでの醜態を晒し、メンバーに迷惑をかけ、伊織の気持ちはどこまでも沈んでしまう。


(走るだけも、できないのか俺は)


 深く深く、伊織のマイナスな思考は何かに操られて潜っていく。たった今自分を抜かした二人の生徒にも気がつかないほど、潜って潜って潜っていく。


 自己嫌悪、メンバーへの申し訳なさ、理不尽な苛立ち、目立つことへの羞恥心、消化しきれない情緒が何もかも底に沈んで雲散霧消し、あとには自棄だけが残った。

 

(────もう、いい。全部、どうでもいい)


 そもそも、『青風院代表リレー』に出場すること自体がおかしかったのだ。


 どう考えても、自分はこの種目に出場する能力なんて持ち合わせていない。不適正もいいところだ。

 公平にくじを引いて種目を決定したから誰も悪くはないけれど、押し付けられたのには変わりない。


 だから、酷い結果を出そうが文句を言われる筋合いなんてない。体育祭にガチになってる奴なんて少数しかいないんだから、自分が気にする必要もない。


 体育祭なんて、伊織にとっては億劫なだけの行事だ。毎年毎年、どんな競技が楽なのか、目立たずに済むのか、それだけを考え、ひっそりとやり過ごす。

 なのに今年は、なんでこんな目に遭わなくちゃならないんだ。


(俺は⋯⋯俺は⋯⋯体育祭、なんて────)


「伊織ぃぃぃ!! 走れぇぇぇ!!」


 それは、暗澹とした思考を引き裂く、もしくは鮮やかに照らし出すような大声だった。弾かれたように顔を上げた伊織は、声のした方を見る。


 そこには、影光がいた。彼が応援エリアのフェンスから身を乗り出し、伊織を鼓舞していた。横には真雪もいて、「伊織!」と続いている。

 この大声援に包まれる中、伊織の耳朶を打つほどの大声を、影光が張り上げたというのか。応援なんてしないと、啖呵を切っていたくせに。


「かげ、みつ⋯⋯ま、ゆき⋯⋯」


 伊織は友達の名を呟くと、バトンを拾い、ふらふらと立ち上がる。

 その間にも、近いところから声援があった。


「頑張れぇ! 頑張るんだ伊織くぅぅん!」

「いけぇぇぇ! 伊織ぃぃぃ!!」


 右を向くと、鈴零と由貴が、三年青組の応援エリアから声を飛ばしていた。伊織の今いる位置から二人までの距離は五メートルもなく、より鮮明に言葉が伝わってくる。


 伊織は、二年生の由貴がそこにいていいのか、青組なのに赤組の肩持っていいのか、と場違いなことを思った。でもなんだか由貴らしくて、頬が緩んだ。

 

「いけー!」「冴木くーん!」「走れぇ!」「諦めるなー!」「ファイトー!」「おらおらおらァ!」「いぇーい!」「がんばーっ!」「すーぱー!」「お腹減ったあ!」「カステラあげる!」「頑張れー!」


 よく耳を澄ませば、影光や由貴たちでなく、クラスメイト、他の青組の生徒たちも伊織に向けて声援を送っていることが分かった。


「伊織くーーーーんっっ!! ファイトーー!! いっぱーーっつ!!」


 どこからか、熱井の声援も耳に入ってきた。

 セリフがどこかのCMみたくなっているけれど、伊織の心には深く刺さる。


「しぇ、しぇんぱっ、さえ、冴木しぇんぱっ⋯⋯ファイトですぅ⋯⋯ゲホッゲホッ」 


 今度は比較的近くから、美也子の嗄れた声が聞こえた。

 彼女は走り切ってからさほど時間が経っていないから、まだ休憩中なのだろう。そんな状況にもかかわらず、無理して声を出したのだ。


 みんながみんな、伊織のことを応援してくれている。伊織のことを、よく知らない人たちでさえも。


 期待に答えることができなくても、応援には答えたい。


 決心を胸に、伊織は再び走り出した。


 膝と両手のずきずきとした痛みも忘れ、懸命に腕を振る。また何度もこけそうになりながら、とにかく走り続ける。


 遅くてもいい。滑稽でもいい。無様でもいい。


 でも、走ることを放棄するのだけはだめだ。


 結果なんて気にしなくていいけど、逃げ出すのは違う。走り切ることがなによりも大切なんだ。

 

 だから、なんでもいいから走れ、走れ。


 そして、認めなくてはだめだ。

 さっきは逃げるために、否定してしまったけれど。


(俺は────体育祭が、楽しいんだ)


 去年以前と比べものにならないぐらい、伊織は今年の体育祭を楽しんでいた。

 

 チームとのリレー練習、蒼介としたマラソンの特訓、二度も借りられた借り物競走、影光や真雪とだらだら会話した時間、がら空きの教室での昼食、保健室への寄り道、最下位でも無事にやり遂げたマラソン、クラスメイトの女子としたハイタッチ⋯⋯。


 そのどれもが、伊織にとっては充実した時間に感じられた。自分でも信じられないけれど、これは偽らざる本心だった。


 伊織は汗の染み付いた腕を振り、足を上げる。


 頬に生温い風が吹きつけ、髪は日差しによってじりじりと焼かれる。息は乱れ、視界には少しだけ靄がかかった。たった200mが、遥か遠くに感じる。一時間前に走った2キロとはまた違う、辛さがあった。それでも伊織は、限界を越えて走る。走る。走った。


 いよいよ、四位と五位の生徒にも追い抜かれ、伊織は五位にまで転落してしまったが、もう少し先に、蒼介の姿が見えた。距離は五メートルを切っている。


「伊織!」


 蒼介が前に緩く駆け出し、叫んだ。彼のこんな感情を露わにした声を聞くのは、ずいぶんと久しぶりだった。

 伊織はへとへとになりながらも、バトンを突き出し、枯れた声で答える。


「そ、蒼介っ⋯⋯ご、ごめっ⋯⋯俺っ⋯⋯」


 様々な感情が溢れ出してきて、何と言っていいのかわからず、言葉を詰まらせる伊織に対し、バトンを受け取った蒼介はたった一言、こう返した。


「────大丈夫、絶対勝つ」


 蒼介は正面に向き直り、神速じみたスピードで駆け出した。風に乗っているのかと錯覚しそうな走り方だった。軽やかで、慎ましく、それでいて静かに。

 

 伊織は白線の内側に仰向けで倒れ込み、そんな蒼介の忍のような走りを横向きに眺めた。


「朝宮先輩やば⋯⋯はっや」


 近いところで声がしたので見上げると、息切れから復活したのであろう美也子が突っ立っていた。彼女は蒼介を目で追いつつ、期待を含んだ声を上げる。


「え、これ、まじですごいです。やばいやばいやばいやばい! まじで一位いけますよ! きゃーー!」


 伊織はまたコースの方へ視線を戻した。

 蒼介の前には四人の走者がいたはずなのに、いつの間にか二人を抜かして三位に出ていた。残りの一位二位の走者も射程圏内に捉え、数秒後にはあっさりと一位に返り咲く。

 その時にはもう、ゴールテープは目の前だった。


 蒼介がテープを切ると、グラウンド内はわっと大歓声に包まれた。紆余曲折の大逆転劇に、敵味方関係なく大騒ぎしている。美也子も、ぴょんぴょん飛び跳ねて「うわーー!! きゃーー!!」と歓喜していた。


「はは⋯⋯まじすげぇ」


 伊織は乾ききった口で、呟く。


 尋常じゃないごぼう抜きを、蒼介は涼しい顔でいとも簡単にやり遂げた。ついさっき宣言した通り、絶対勝ってしまった。あまりにも、凄すぎる。

 

 伊織は自慢の親友に思いを馳せ、空を仰ぎ見る。

 

 雲一つない、快晴だった。




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