第6話 鹿之助

 ただ、この話も、他にもいろいろな伏線や細かいトリックが、施されていて、その状態をしっかりと見ていかないと、話しにおいていかれることになる。

 それを思うと、どうしても、話が先に進むにつれて、

「話についていけない」

 ということになり、最初の頃に出てきた相手が、どんどんクローズアップされてくると、読者もそれにつられるように、その男の動向を追ってみるというのも、無理もないことである。

 それは、ミステリーなどでよくある、作者が読者をミスリードするという意味においての、

「トラップ」

 と言われるものではないだろうか?

 今回のこのゲームは、

「というよりも、ゲームというもの自体が」

 といえばいいのか、

「大体において、匿名性があり、ハンドルネームを使うことで、誰が誰か分からない」

 と言えるのではないだろうか。

 すなわち、

「仮面舞踏会」

 に参加しているようなものだ。

 仮面舞踏会といえば聞こえはいいが、

「秘密クラブ」

 のような、少し怪しい、反社会的組織が資金稼ぎのために運営している、カジノのような、特殊賭博のような臭いがする。

 あるいは、

「秘密クラブ」

 という言葉そのもののように、売春目的の怪しげな金持ちを対象にした、パーティのような臭いを感じさせるのは、昔の、特に戦前戦後の探偵小説を読んだりしているからではないだろうか。

 さすがにそこまでは大げさではあるが、顔が見えないことで、最近は、ネットを使っての詐欺などが横行していて、さらに手口も悪質化している。

 昔であれば、対象者は、ある程度、絞られていたが、今では全国、いや、全世界のネット民であれば、子供から老人まで、それこそ、老若男女、すべてがターゲットになりうるのであった。

 ただ、昔から狙われるのが、老人が多いというのと、

「老人をターゲットにする詐欺が過去の事件でひどかった」

 というのが、大きいので、どうしても、老人がクローズアップされてくる。

 しかも、それらの犯罪には、反社会的勢力であったり、カルト宗教といった、

「組織として、金が必要だ」

 という連中が、

「手っ取り早く金儲けをする」

 というには、パターンはあるだろうが、目的とターゲットは、自然と絞られてくるのだった。

 ただ、若い連中にも、その詐欺大将は多く、例えば、携帯電話会社を名乗って、銀行に振り込みをさせたり。最近では、国税庁を名乗る輩もいる。

 しかも、

「普通なら、騙されないだろう」

 と思うような手口に引っかかるのだ。

「本日中に振り込め」

 といって、ダイレクトメッセージで、コンビニからしか振り込めない時間に送り付けてきたり、

「税金の滞納と言っているのに、ジャスト40000円など」

 ちょっと考えれば、

「そんなのおかしい」

 と思われるような手口に、パニクってしまうと、コロッと騙されるのだった。

 このゲームにおいて、関係がある3人のハンドルネームの由来は前述のとおりであったが、後の二人というのも、戦国時代のものであった。

 一人は、前述にて、嫌というほど、名前を出してきたが、それが、裏切り者の代名詞とでも言っていいだろう、

「光秀」

 であった。

 そしてもう一人は、歴史に詳しい人間でなければ、なかなか名前が出てこないであろう、

「鹿之助」

 という名前であった。

 もちろん、このゲームに参加している3人は、歴史には相当造詣が深いことで、

「鹿之助」

 というと、山中幸盛であることは分かっていた。

 山中鹿之助という人物、彼は、元々、山陰地方の大名であった、尼子氏の武将であった。尼子氏は、中国地方の覇者であった毛利氏から攻められ、滅亡の危機にあったのだ。

 その際、あくまでも、主君である尼子晴久に付き従い、裏切ることなく尽くしたのが、この男、山中鹿之助であった。

 彼には、数々の武功があった。

 特に一騎打ちに関しては、その名を遺すだけの人物で、武功の数々は、後世にもその名をとどろかせている。

 さらに、彼は部下に対しても気遣いのできる人間で、まさに自分の死が近いことを悟った時、配下の兵たちに対して、労いの手紙を送っている。

 さらに、彼を有名にした決定的な話としては、

「我に七難八苦を与えたまえ」

 と、月に向かって祈ったという逸話が残っている。

 その趣旨に関しては、諸説残っているが、これらのことから、後世の偉人たちも、

「尊敬する人物は、山中鹿之助」

 と、評価を高く認められているのだった。

 そういう意味で、この名前を使ったということで、この場に出てきた意気込みのようなものもあることだろう。

 この三人。つまりは、景虎、景勝、帰蝶も、それぞれに、この鹿之助と名乗る人物に対して、

「さぞや、尊敬に値する、評価の高い人物なのだろう」

 と考えているのだった。

 このゲームをやっている時、オープンチャットでの会話をしながら、それぞれの人間性を推理していくものだということで、

「他の人にも見られてしまう」

 という会話の他に、実は、プライベートメッセージのやり取りができる機能がついていた。

 これは、昔からあるパソコンなどにあるような、

「メッセンジャー」

 のようなものであったり、スマホなどの代表的なアプリ昨日としての、

「LINE」

 などとほぼ同じものだったのだ。

 だから、2人だけの本当のプライベートメッセージのやり取りだけではなく、任意に形成した、

「グループLINE」

 のような機能もある。

 プライベートメッセージを送った相手とそれぞれ、複数のLINEで繋がっているところに、

「他のユーザーを招待する」

 と言った形で、自然と出来上がるのが、

「グループLINE機能」

 なのであった。

 そんな機能を使って、仲間である3人は、独自で会話していた。

 これは元々仲間である3人のことなので、当たり前のことだろう。

「この、鹿之助って人、当然、あの山中鹿之助を意識してつけている名前なんでしょうね?」

 と言い出したのは、帰蝶だった。

 帰蝶という女、こういう義理堅い人間には、とても弱いところがある。気が強いことで、まわりから、

「帰蝶にすればいい」

 と言われてつけた名前だったが、そもそも、昔から、三人の間で言われてきた言葉だったではないか。

 帰蝶とすれば、

「気が強いということでつけられたハンドルネームなんだろうな」

 と漠然と感じていたが、実際には、気が強いというよりも、彼女の中に、何かの覚悟のようなものを感じ、

「覚悟を示す時期がくれば、潔く自分の気持ちに忠実に生きるタイプの人間だ」

 ということを、彼女自身も自覚していると感じていたのだった。

 そこに、多分の思い入れの強すぎる場面があるのだろうが、それを、帰蝶は、

「少しあからさまなところがある」

 と思っていたが、悪いようには感じていたわけではなかった。

 景勝と景虎がどう感じていたのか、細かいところまでは分からないが、

「帰蝶を輪の中心に持ってくれば、俺たち三人の関係はいいものになる」

 と二人の間では、言われていたのであった。

 もっとも、男二人は、

「俺たちは、性格こそ違えど、技量という意味でも、真ん中に帰蝶を置いた配置をした上においても、互角であることは否めない」

 とそれぞれに思っていた。

 相手がそう思っていることは分かっている気がしていたが、それでも、

「相手よりもこの気持ちは自分の方が強い」

 というような意識があった。

 その差は微妙だと思いながらも、

「ささやかながら、贔屓目に見たとしても、俺たち二人が争いになった場合、結論がどうなったとしても、結論が出るまで、どんなに傷つこうが、戦いを止めることはないに違い合い」

 と考えていたことだろう。

 景勝と景虎は、最近になって、

「帰蝶との接し方」

 について、それぞれに考えるところがあった。

 しかし、景虎とすれば、

「俺たちは一度付き合って、お互いに、この人とは違うと感じたのだから、すでに、景勝との間に、大きな壁を作ってしまったのだろうな?」

 と感じていて、景勝に後ろめたさを感じていた。

 しかし、帰蝶の方にはそれがなかった。

 というのは、

「景勝には、この間まで彼女がいた形跡を感じる」

 と思っていた。

 ただ、これは形跡という形のあるものではなく、実態がハッキリしない、

「臭い」

 のようなものだと自覚していたのであった。

 これがいわゆる、

「女の勘」

 というところなのであろうが、

 その言葉だけでは片付けられないような何かがあった。

 最初、どうして、こんなにおぼろげな、勘というような気持ちなのか分からなかったが、それを教えてくれたのが、この鹿之助というハンドルエームの人だった。

「ゲームをしているだけなのに、何か強い力を感じる」

 と思っていた。

 しかし、逆に、

「この人が、一番この5人の中で、一番、関係のない人物」

 つまりは、

「蚊帳の外」

 とまで言い切っていいのかも知れないと思ったのだが、そう思ったとしても、この人の存在感は揺らぐものではないと思っていたのだった。

 今回において、この、

「鹿之助」

 なる人物が、3人にいかなる影響を与えるかということが、どうしても気になるところであった。

 では、もう一人のハンドルネームの、

「光秀」

 というのは、どういうことなのだろう?

 確かに、光秀というと、

「主君である織田信長を本能寺で討ち取ったはいいが、その後、三日天下と言われるように、秀吉の動きを読むことができず、想定外のことを数々秀吉が行うことになって、光秀の思考回路はパニックを起こし、その混乱から、体勢を立て直すこともできず、討ち取られてしまった」

 ということになるだろう。

 しかし、この本能寺の変において、光秀が、

「見誤った:

 ということを、悪いことだと言っただけで済まされることであろうか?

 要するに、この話は、いろいろ言われるが、

「仇討に対しての美談」

 を語られていることになっている。

 それもこれも、主君の仇討として名乗りを挙げた秀吉が、見事に仇討の相手である、明智光秀を討ち取ったことで、

「正義は勝つ」

 というような、勧善懲悪の形が出来上がってしまったのだろう。

 確かに、光秀の思い込みだったのだろうが、信長は、言われているような、

「うつけな態度は、世間を欺くためのものであり、実際には、頭がよかった」

 と言われるような信長が、そんなに簡単に、やられるものだろうか?

 確かに寺を住居とし、兵の数も大したことがなかったのだから、討ち取られるのも当たり前というものだろう。

 だが、そう考えるのは早急で、信長ほどの男が、そんな簡単なことに気づかないわけはない。

 実は、名前に、

「本能寺」

 と寺がついていることでm普通のお寺の庫裡のようなものを想像するかも知れないが、本能寺というのは、

「お城」

 といっていいほどの備えがあったらしい。

 ひょっとすると、宿泊した部屋には、床の間があり、そこを開くと逃げることもできたのかも知れない。

 それくらいのことを考えて、宿を決めたに違いない。

 信長は、この時分かっていたはずだ。

「自分が今、どこかで死んでしまうと、せっかく築き上げてきたものが、崩壊し、結局は時代を逆行する形で、また、完全な戦国の世がよみがえってくるのではないか?」

 と考えていたに違いない。

 それなのに、むざむざ光秀に討たれたというのも、おかしなものだ。

 誰よりも自分の役目を分かっていて、

「戦のない世」

 を、誰よりも目指していて、その建設に一番近いのが自分だと思っていたことだろう。

 戦のない時代にしておいてから、新しい時代を作るというのは、遅すぎる。だから戦のために必要ということで、堺の港を欲しがったのも、理屈に合っているわけだ。

 足利義昭は、信長を室町幕府の副将軍の位につけようとしたが、拒否、その代わり、堺の街を拝領したのだが、その真意を分からずに、

「なんだ、それっぽっちでいいのか?」

 と言ったのを聞いて、

「しめしめ、しょせん、将軍と言っても、こんなものだ」

 とほくそえんだに違いない。

 だが、そんな信長を誰が一番理解できたというのか、実際には秀吉だったのかも知れないが、信長はそれを光秀に期待していたのかも知れない。

 あくまでも、古いしきたりや、朝廷や幕府に対しての思い入れから、彼らに気を遣うことばかりを進言する。

 本当はその役目を自分が担うはずだと思っている信長に対して、

「光秀は何も分かっていない」

 と思ったのか、反発はすごいものだった。

 光秀が、自分の考えていることの反対をいつも押し付けてくる。

 それが逆に徹底していて、すべてにおいて、信長と敵対するかのような気持ちであれば、信長も、ここまで光秀につらく当たることはなかっただろう。

 しかし、信長の考えていることに、ことごとく反対しているかのようにしか見えなかった。

 逆にその強さが徹底しているとすれば、信長もここまで怒ることはなかっただろう。

 しかし、中途半端であったのだ。

 そもそも、信長も、別に朝廷や幕府に逆らうつもりはなかったのだ。しかし、朝廷や幕府の方で必要以上に意識したことで、義昭による、

「信長包囲網」

 などというものが形成され、さらに宗教団体からの攻撃に悩まされていたことだろう。

「そもそも、寺院が兵装しているというのは、何事か?」

 というのが当たり前の発想であろう。

 比叡山を焼き討ちした時も、

「あれは城だ。城を攻めて何が悪い。それによって、地獄に堕ちるというのであれば、閻魔大王を論破してやるわ」

 と言ったと伝えられているが、そのあたりが、信長という男の性格を表しているのだろう。

 信長だって、最初から無抵抗の相手に奇襲をかけて、寺を焼いたわけではない。

 何度となく、使いを出し、

「敵対している浅井浅倉軍に味方をしないでほしい」

 と言いに行っている。

 その時に、相手が従わなければ、

「この寺を攻撃し、皆殺しにすることになるが」

 と警告をしたにも関わらず、

「そんなバチあたりなことを、できるものか」

 と、タカをくくっていたに違いない。

 だが、それでも、寺は従わない。

 だから、比叡山に火をつけて。皆殺しにしてしまったのだ。

 しかし、これを、

「残虐な性格の信長だからやった」

 と思っている人がいれば、それは間違いではないかと思うのだ。

 街や相手の城を攻略した時、相手を皆殺しにするなどという残虐と思えることを平気でできたのが、戦国時代なのではないだろうか。

 この時代は、

「やらなければやられてしまう」

 という、

「下克上」

 の時代であり、足軽などが、戦勝と称して、街中で物資を勝手に、しかも、強引に調達し、その家の家族を皆殺しにしたり、家に火をつけたりなどということも平気で行われていた時代だったのだ。

 だから、何も

「信長だけが、残酷なわけではないのだ」

 と言えるだろう。

 光秀に対しての所業であったり、比叡山の焼き討ち、相手を皆殺しにしたなどという逸話が残っているということで、いかにも残虐性があるように見られるが、それも、

「出る杭は打たれる」

 の発想で、信長のように、楽市楽座の考え方や、城下町の整備など、やり方が他と明らかに違うことで成功した人間は、やっかみも込めて、どうしても、ひどく言われるというのは仕方のないことなのかも知れない。

 光秀と信長の関係もさることながら、山中鹿之助という人物とも、言われている性格は、まったく違ったものではないかと思うのだった。

 そんな、鹿之助は、元々、信長から、援軍がもらえることになっていた。

 援軍としての羽柴秀吉が、月山富田城に向かっていたちょうど、その時、三木城の荒木村重が謀反を起こしたということで、そちらを優先するようにと信長が言ってきたことで、援軍を諦め、結果的に、尼子側を見捨てることになったのだった。

「戦国時代なのだから、これくらいは当たり前のことだ」

 といえばそれまでだが、二人の間に、そういう因縁もあったのだ。

 だが、そもそも、毛利と敵対しているという点では尼子氏と利害は一致していたはずだったのだ。

 そんな、山中鹿之助幸盛であるが、彼にあやかって、

「鹿之助」

 とつけた彼の真意はどこにあるというのだろう。

 正直、彼はこのゲームの中で、光秀と同じく、

「後からの参加者」

 というイメージで、この中でいけば、

「孤独という意味での最有力者」

 ということになる。

 ただ、孤独と孤高とは違う。孤独でも、寂しいという意識しか湧いてこない人もいれば、

「孤独の中にこそ、気高さがにじみ出ているという人もいるだろう。

 それこそが、

「孤高」

 という言葉で表現され、

「孤独にこそ、美というものが存在する」

 と言えるのではないだろうか?

 世の中には、

「道徳や秩序を度返しにした形で、ただ、美というものを最大の魅力とするとこで、その美をひたすら追求する」

 という考え方がある。

 それを、

「耽美主義」

 というのだが、

 この耽美主義というのは、芸術関係では、広く言われている。

 文学、絵画、彫刻に限らず、音楽の世界にまで、美というものを追求する考え方が浸透しているのであった。

 そんな、耽美主義で、前に読んだ戦前の探偵小説で、

「殺害方法に、美を追求する」

 という、一種の、

「プライドの高い殺人鬼」

 の話を見たことがあった。

 その男は、死体を隠すことをせず、

「いかに美しく、自分の犯罪を世間に知らしめるかということを目的にしている、一種の猟奇犯だ」

 ということで、

「犯人は精神異常者」

 ということで、犯人を割り出すことで、捜査本部の意見は一致した。

 最初は、いくら探しても見つからない。犯人は、被害者を表に晒すようなやつなので、犯人を特定することは、そんなには難しくはないだろうと言われていたが、実際に探してみると、該当者はいなかった。

 今のように、資料をデータベースに入れて、コンピュータがプロファイルに当てはめて、犯人を割り出すというようなことは決してできるものではなかったのだ。

 そのうちに犯人は、味をしめたのか、どんどん犯行を重ねていく。

 一度に行う、大量虐殺も、芸術作品のように飾ることで、あくまでも、

「美を追求している」

 ということを、さらに曝け出していた。

 それでも警察は、犯人の尻尾さえも見えていないのだ。完全に、警察は舐められていた。

「本当に精神異常者なのだろうか?」

 という話になってきて、

「それはそうだろう」

 と、最初の意見にあくまでも固執する人がほとんどだったが、忽然と見えなくなった犯人像によって、そもそもの考えが間違っていたのではないかと思うようになると、

「犯人の目的っていったい何なのだろう?」

 というところまで後戻りすることになった。

 それでも、一人の刑事は、

「耽美主義」

 に固執する。

「そんなに意地を張らなくても」

 とまわりは窘めるが、それはあくまでも、その刑事が冷静さを失っているという発想から来ているのだった。

「別に意地を張っているわけではないんですよ。正直、私はこの犯人を許せないくらいに憎んでいて、早く逮捕したいとも思っています。しかし、その反面、刑事としては失格なんでしょうが、なぜ彼がこんな犯行をずっと繰り返しているのかということに大いに興味に思えたんです」

 という。

「それは分からなくもないが、まずは犯人を特定し、逮捕することではないか? このまま放っておくと何をするか分からないし。何よりも、警察が何もできないとなると、他に犯罪を企んでいるやつらを、挑発していることになるのではないか?」

 というのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る