第4話 本日のおしおき
そういうわけでのお仕置きタイム。
近くのお部屋に引きずりこまれて、使用中の立て看板が置かれました。
私はまな板の上のおさかな状態です。
水の中に戻してほしいですっ!
チヨ「ひいいいいい!」
怯える私ににじり寄るカーライル様は、さっそく笑顔で私をもてあそび始めます。
カーライル「ふふっ、さあチヨ。こんな時はどう言うんだ? その小さな口で俺に言ってみるがいい」
チヨ「やぁっ、やめてくださいぃ~」
かくかくしかじか。
カーライル「そんな事言っても俺は騙されないぞ。弱ってるフリして、まだまだ元気なんじゃないのか?」
チヨ「本当に無理なんですぅ~」
こちょこちょ。ふさふさ。
もさもさ。ごそごそ。
え?
何やってるのか抽象的すぎて分からない?
詳しくなんて言えるわけないじゃないですかっ!
とても言葉にできないような事、されてますとしかっ!
カーライル「ほら、ほら、ほら。くくくっ」
チヨ「ひぃぃぃ~~」
やめてください~。
人間の体はそんな風には動かないんですよっ。
え? 動かないーーですよね?
私の常識おかしくないですよね。
カーライル「ほれーほれほれ」
チヨ「ひいい~」
なんて事をやっている内に限界がきてしまいました。
きゅうっ。
ばたん。
お仕置き中に限界が来た私は意識を手放してしまいました。
カーライル「はぁ、お前はもう少し俺を楽しませろ。そうそう早くにつきてしまっては楽しめないだろ。何のためにここにいるんだ」
いえ、私ご主人様を楽しませるためにここにいるわけじゃないんですけど。
気絶してるので、文句を言いたくても言えません。
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