第116話 縁のある資料『猿田彦と椿』
『猿田彦と椿』古賀 登著 2006年
昨日見つけて思わずぽちっと購入した資料。なんと今日届いて、さっそく開封……。序章目を通したら、面白くていったい何の話が始まるのだろう? という感じで、タイトルにたどり着いてないのですが、たまーにこういう資料との縁があります。
誰がこんな本読んでるのだろう? と思うのですが完全に論文です。調べたら東洋史学の元教授でした。すでにお亡くなりになっていらっしゃいますが、絶版にならず入手できるだけでもありがたいです。
というわけで、先日関東の妖怪怪異の本を買った際、興味をひかれた椿のお話しを深堀してみようと見つけた本です。まさかこんなダイレクトなタイトルの本があるとは思いませんでしたが、一冊書けるくらい全国に逸話や神社の言われが残っているのがすごいですね。
しょっぱなから何の話? 状態になりながらも、古語を必死に読みながら、なんとなーくわかってきたのが、地名のルーツや方言に残る古語から昔の呼び名を探し当てるという謎解き含めた史学ですね。
歴史をひも解く気はあまりなかったのですが、結局こういうところに惹かれて資料集めをしてしまいます。古書店含めて探しまくり、最終的に国会図書館にコピーしてもらって取り寄せたこともあります。
さすがに前回の幕末明治の資料漁りの二の舞は踏まないようにと思いますが(著作権切れている時期なので、深堀し放題でした)、とりあえず資料予算決めないとちょっと危ないです。たまにすごい値段の本が出てくるので。
今回の本は、正直本当にご縁だなぁと。これは買いだ! と思える値段で出会いまして、ほぼ即決でした。
しかも届くのも早く、一晩たって気持ちがまだ残っているときに読めるので、詳細も面白くて仕方がありません。
一番は、日常と何の接点もない内容なので、読むと楽なんですよね。少しでもかかわりがある内容だとちょっとリンクしてしまって楽しめません。頭のリフレッシュに関して言えば、こういう縁遠い資料のほうが素直に楽しいと思えます。
今回は猿田彦なので古事記、日本書紀になりますが、そこにダイレクトにかかわらないようにと思いつつ、「魔王」とか「魔王退治」が出てくると、異世界モノかな? という気分になります。
つまり猿田彦が勇者で、一緒に戦ってくれる人が
とりあえずまた検索の旅に出つつ、アイデアだししていければと思います。
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