第115話 リアルな小説、フィクションな現実

 リアルな小説ってどこまでリアルにするといいのでしょう? というのは毎回悩むのですが、昨日も書いた通り現実は小説より奇なりな学校と付き合っていると頭がおかしくなることがあります。


 あまりにも見えている世界が違うので……。


 という話を今日もしてきたのですが「学校崩壊」という単語が以前にもまして、いえ去年にもまして今年は飛び交っている気がします。


 ちょっと調べるだけでもいろいろ不祥事と呼ばれるものは出てきますが、それが身近な知り合いから聞くと、もうどこから手を付けていいものやら……とみんなで頭を抱える。それでも子供たちの安全確保に動かないと、このままどんどん悪化する。


 きっと、今に始まったことではないということはわかります。ただ子育てはある一定期間しかかかわらないので、継承が難しい。


 コロナで一瞬にして上の学年とつながりが切れてしまったコロナ後入学世代は、ネットを駆使してつながりを求めて自分でつかみに行くしかありません。


 というようなリアルさを出しつつ、フィクション的に描きたい。というかもうファンタジー要素やホラー要素でフィクション化するくらいしか思い浮かばないのですが、さてどうするかなと。


 地域の中に学校がどう出来上がっていくのかの歴史などもちょっとひも解いているのですが、歴史の浅さゆえのつながりの浅さなんかもちょっと感じたりします。


 ネットのない時代に小学生を経験した身としては、ネットのある現代とは違う土地に縛られた感がありましたが、今はもう土地に縛られるという時代ではなさそう? 


 その一方で、親がパソコンに触ったことがないという話を聞くこともあるので、かなり差があるなぁと感じます。


 どの世代のどの立ち位置の主人公にするかと悩みつつ、誰の視点で書くのがいいのかに結局はなりそうです。


 しばらく一人称ばかり書いていたので、久しぶりに? 三人称で書いてみたいのですが、それでも誰に焦点を当てようか。


 つらつら考えつつ、寝不足解消を先にしておこうと思います。

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