第58話 休憩とカクヨムの「不登校」
どうにもこうにも体調がよくありません。
しゃっきりしないというか、寝ても寝ても眠いというか。
9月は片付けをやりたいと思っているのですが、なかなか体が思うように動かない。疲れているなぁと。頭も働かないので、ひとまず最低限の生活だけこなしている状況です。
そうそう、昨日書こうと思っていたことを思い出しました。
カクヨムで「不登校」で検索して、適当に目に留まったものを読んでいます。素直にすごいなと思った点。不登校当事者の声が、カクヨムには集まっていること……。
高校生向けのカクヨム甲子園など、10代にも開かれたカクヨムは読み手だけでなく書き手としても10代が集まっているんですね。
普段ネット、例えばX中心に言えば、自分がフォローしあっている人たちなので親目線での不登校のコメントを多く目にします。
でも、小説として不登校の主人公が異世界転生に巻き込まれたり、小説のネタとしてもなるほど? と思うものもあります。
またエッセイも、元不登校生だけでなく現役の方のエッセイなどもあったり。全部をまだ目を通しているわけではありませんが、素直にすごいなと。
他にも実は特別支援学校が舞台になった小説が受賞していたり。『ハンチバック』を読んだ時に当事者文学も一緒に批評として読みましたが、ますますこれから不登校や元不登校の人は増えていくことでしょう。
最近買った本もまだ読み途中ですが、寮のあるフリースクールが舞台の10代向けの小説です。最近絵本から児童文学、10代向けのコーナーも目にするようになりましたが、だいぶ多様だなぁと感じます。
異世界転生×不登校もそうですが、発想がおもしろい。その一方で、異世界転生モノは読みはすれど、書くとなるとなんとなく尻込みします。
なんでだろうなぁ? 昔から児童文学では異世界モノは普通にあるし。でも行って戻ってくる話が多いですよね。最近のは行きっぱなし。行った先でどう生きるか。
自分のまま別世界に行きたいという願望はとてもよくわかると同時に、親として不登校界隈にかかわると現実世界なのにもはや異世界……と思ったりします。
なにより、学校が一番の異世界。あまりの魔境っぷりに、生き残るの無理! となる子供たちがたくさんいるのも、実はとてもよくわかる今日この頃です。
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