第53話 新しい場所、新しい物語

 6月ごろからじわじわ増えた外出先が、とうとうほぼ毎日別の場所へ行くという日々となり早1か月。


 通院先だったり相談先が増えたことによる変化ですが、新しい街に行くと新しいお店と出会ったりと、新鮮な気持ちで楽しんでいます。


 とはいえ、今日は大雨にびっくりするくらい運転が怖い状況でした。


 ちょうどタイミングよく車に乗り込んでざっと降り出した雨。見る見るうちに白く視界を染め上げたかと思うと、瞬く間に道がものすごい水しぶきを上げるようになりました。


 スピードも出せずに安全運転を心がけましたが、冠水箇所も増えてきて、とうとう谷間の場所で回避することに。


 いや、さすがにあそこに突入する勇気はありませんでした。他の車も次々と逃げていくか停車です。


 ひょえー! とあわあわしながらどこか避難できるところを探しましたが、ほぼ普段使わない道を選びまくった結果、ない!!!


 昔大雨で視界がふさがりどうにもしようがなく停車するしかなかった話を聞いたことがありましたが、そんな感じでした。


 そして次々と排水が間に合わなくてあふれ続ける水水水。


 怖かったです。


 しばらく走ってようやくお店の駐車場に逃げ込みましたが、10分かそこらで晴れてきて、水も引いていきましたが、ああいうときは本当に駐車場にすぐ止めるのが正解でした。


 逆にこの前は冠水する前に家に帰ったほうがいいと思ってそうしたのですが、知っている場所ならまだしも、普段慣れていない場所はどこが冠水するかもなかなかわからないので怖いですね。


 新しい街、新しい駅の周りを歩くと、ここに住んでもよかったかもなぁという気持ちが芽生えてきます。ただその一方で一方通行が多くアップダウンが激しい街なので、普段運転していてもここまで複雑だとさすがに初見ではひやひやしっぱなしでした。


 教育はいいという噂は聞いていますが、びゅんびゅん歩行者お構いなしに歩道もなく走る車。実家もこんな感じでしたので、正直実家のようなところはヤダと思って避けましたが、便利といえばやはり便利。


 結局いろいろ想像しましたが、そこにたとえ住んだとしても、やっぱり今の場所のほうが良かったんじゃないかと悩みそう……と隣の芝は青い現象はどこにでもついて回るよなと結論付けました。


 ああ! そういえば今日は歴史探偵を見たのでそのことを書こうと思ったのに、すっかり忘れてしまいました。


 明日の記事はそこ当たり書いてみようかと思います。(忘れなければ)

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