第7話‪~交際編4~

彼は遊園地デートの中で途中から体調が悪いなかで、彼女は車の免許がなく運転出来ないのを知っていた為、彼は頑張って

遊園地デートを終えた後に彼女の家まで、

彼は車を走らせたのだ。

その間、車内はずっと沈黙だった。

何故なら彼の体調が優れず、運転だけに集中

しないと危なかったからだ。

車内に沈黙が訪れても彼女は居心地が悪いと感じた事はなかった。

なぜなら、予め彼から言われていたのだ。

「ごめん…俺さ体調悪くて車の運転に集中したいから、あまり喋らずに黙ってるかも。」

と伝えられていた。

それに対し彼女は、

「大丈夫、分かったよ!」

とだけ返事をした。

だからこそ、車内が沈黙に包まれても彼女は文句1つ言わずに、彼女も静かにする事にして彼の車の助手席に乗っていた。

そして、暫く彼は車を走らせた後

無事に彼女の家に到着したのだ。


そして、彼女宅に彼女の事を送った彼は、今はもう彼しか乗っていない彼の車で彼の自宅に無事に帰って行った。

きっと、彼はこう思ったのだろう。

彼女に風邪を移しては困る。そして俺自身がもう体調悪過ぎて限界だと。

彼女は自宅に戻った後も彼の事が心配だった


どうしたら早く治ってくれるだろう??

どうしたら体調が良くなってくれるだろう?

そう思い彼の事をいつまでも心配していた。

だけど、彼女はあまりにも彼の事を心配するのをやめる事にしたのだ。

何故ならば、彼は風邪をひいたからといって

直ぐにダウンして弱る人ではないと思っていたからだ。数日も経てば彼は元気になるだろうと思い、

一旦彼の風邪の事は頭から離した。


彼女はある程度の寂しさを覚えていた。

その理由はというと、確かに彼は、遊園地にいた途中から体調が悪かったとはいえ一緒に彼女の家でゴロゴロ出来なかった事が彼女の孤独感や寂しさ感が増していったのだ。

それでも彼女は孤独感や寂しさの感情には蓋をするように、あまり考えない事にしようと決めたのだ。


彼女は気持ちを改めてネガティブな感情を避けて出来る限りポジティブな物事を考えるように彼女は務めたのだ。

まずは遊園地に行った時の事。そして、

1番最初のデートのオムライスを食べた事に想いをめぐらせる。


彼女は、どっちも幸せで、楽しかったと

思っていたのだ。

オムライスは凄く美味しくて、それに彼君は優しくニコニコと微笑むものだから、とても嬉しかったのだ。

それに極めつけはワインだ。ワインの後の

○○居酒屋も良かったよなあ、

それに遊園地は最初、大雨が降ってどうなる事かと思っていたけれど、その大雨ですら楽しかったなあ〜と。

そしてお化け屋敷は怖かったけど彼君と

隣同士で周るのもまた嬉しかったなあ〜、

と彼女は思ったのだ。



彼も彼女も、恋人として結ばれてから、

日は浅く、あまり日が経ってないものの、

お互いに幸せで温かい日常をおくっていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る