第6話~交際編3~
交際を始めてからの2度目のデート先は、なんと遊園地だった。
何故、交際して2度目のデートで遊園地に
なったかと言うと、彼女の意見だったのだ。彼は彼女に聞く。
「次のデートはどこに行こうか?」と。
すると彼女は言う。
「次のデート、遊園地に行きたい!」と。
すると、彼は驚く様子もなく
「良いね遊園地!次のデートで行くか!!」
と彼は言った。
彼は遊園地デートを了承してくれたのだ。
傍から見たら交際2度目のデートで遊園地に行く?!と思われそうだが
彼女も彼も全く気にしない。
あかの他人の意見なんてどうでもいいのだ。
そして何日かが経ち、
いざ遊園地デート当日。
彼の車に乗って遊園地まで向かっていた。
車に乗ってる時から小雨は降ってたものの
小雨だから特に影響はないよね?
大丈夫だよね?と彼女は思っていた。
そして遊園地に到着するなり、ちょっとしてから大粒の雨が大量に降ってきて、2人は相合傘をして、ビチャビチャになりながらも園内を歩いていた。
その間も彼女はビチャビチャに服も肌も濡れているというのに、彼と一緒にいる事が幸せ過ぎてずっと笑顔で彼に「雨、凄くひどいねえ〜、こんなに大雨だと寧ろ楽しくなってきちゃうよね。ww」など言いながら大雨の中を彼女は不機嫌にもならず、
ただ笑って過ごしていたのだ。
さすがにここまでの大雨だからか、遊園地の遊びスポットは何ヶ所かお休み状態だった。
だが、次第に雨は弱まり天気が晴れたのだ!
これには彼も彼女も喜びバンザイだった!
遊園地で遊んだコースを全部は書かないが、
1部分をそのまま書く事にする。
彼はこの時まだ知らなかった。
彼女の悪魔の笑いに。
最初の方はお化け屋敷とか室内で楽しめるやつを選んでやっていた。お化け屋敷は彼も
彼女も怖がっていた。
唐突に彼女が言う。
「ジェットコースター乗りたい!!
ねぇ、一緒に乗ろう?w」と言う彼女。
彼は了承したが、彼はジェットコースターが好きというわけではなく、寧ろあんな早くて回転もするのなんて怖いと思っていたので、渋々といった感じでの了承だった。
それでも彼女は嬉しかったのだ。彼と一緒にジェットコースターに乗れる事が。
いざ隣同士でジェットコースターに乗ると彼は目を瞑って耐えていたのに対し、彼女は
彼からしたら(悪魔なのではないか?)というような笑い声をあげて楽しんでいた。
彼女からしたらただ、(きゃーwwあははw)
という笑い声だというのに、彼にとっては
悪魔の笑い声に聞こえたらしい。
ジェットコースターを2種類と、何度も往復してジェットコースターに乗り、その度に楽しむ彼女。これには彼も大変だっただろう。
そして最後に観覧車に2人で乗ることにした。
すると彼から一言。
「俺、今日体調悪いかも。」と。
これには流石に彼女はひどく心配して、
「大丈夫??どこかで休んでから帰る?」
と彼女なりの声掛けをしていた。
すると彼は
「いや、大丈夫。」とだけ言った。
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