第4話‪~交際編~

彼は告白をするタイミングを間違えたと後悔をしていたのだった。

告白をしたのは良いけども、告白をしたタイミングがまさか居酒屋でなんて…と。

その当時、彼の頭は真っ白になりヤバいと思っていた。

本来ならば彼は3回目のデートで、

告白をする予定だったようなのだ。

なのに、居酒屋で告白をしても

受けて入れくれるはずがないだろう、と彼は思っていた。

だから彼はパニックになっていた…。

だが、彼女は交際を受け入れた。

彼女も彼女で、どうして居酒屋にいる時に彼は告白をしてきたのだろう?

どうせならもっとロマンチックな場面で告白をされたかったと内心では思っていた彼女。

なのに居酒屋での告白を彼女が受け入れた

理由は、彼と一緒だと楽しいと思うから。

そして、彼なら大丈夫。彼の紳士な部分や

笑顔で話を聞いてくれる所が好きだからだ。

その他にもリードしてくれる所や、リードする時はするけど彼女の意見を尊重して彼女のやりたい事をさせてくれるから。

彼女は彼からの告白が理想の形ではなかったが、居酒屋での彼からの告白を受け入れた。




交際をして初めてのデート場所は

なんと!また彼女の家近くにある駅中の

居酒屋さんだったのだ。

そこで彼女と彼はまた話に花を咲かせて、

交際を始めたばかりの話をしたり、彼がなぜ彼女に交際を申し出たのかとか、たくさんの話を2人でしていたのだ。

そしてこの日は居酒屋さんで、耳に入ってくる音楽がこれまた良い感じだったからか、

彼女が、

「何かカラオケ行きたくなっちゃったw。」

と言うと、彼も

「行っちゃう?カラオケw。」と

乗り気だったので、この日は居酒屋さんで終わりではなく、居酒屋を出た後にカラオケに行こうという事で終わった。

カラオケに行くとはいえ、2人とも街中で人がごった返してる場所は苦手だったので、

街中のカラオケ店ではなく、比較的、落ち着いた土地のカラオケ店に行く事にした。

カラオケ店は歩いて行けるところだが、少し時間がかかる場所にある。

その為、居酒屋を後にした彼と彼女は、

タクシーをつかまえてタクシーでカラオケ店まで行く事にした。

彼女はウキウキしていた。カラオケもお酒も大好きなのだ。

そして、カラオケ店に着いても尚、

彼女と彼はお酒を頼んだ。

カラオケ×お酒=最強で最高で幸せ。

そんな感情を彼女は思っていた。

何せ彼も一緒にいるのだから、幸福度は相当高かっただろう。

2人して好きな歌を歌っていると、

「あ!その曲知ってる!」と彼と彼女はお互いに何曲か知ってる曲をお互いに聴いては

そう言っていた。

2時間程歌ったあと、時間のコールが来た。

彼と彼女はその日は歌う時間を延長する事をせずに、これまでの出来事を思い出して話しをしながら帰ることにした。

帰る頃には夜遅くだったから、

彼女は彼に伝えた。

「今日、夜も遅いし家泊まっていきなよ。」

すると彼は

「良いの?!ありがとう〜助かるよ…。」

と言い、彼女と彼は、彼女の家に帰った。

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