「IQを上げる方法」
このタイトル名を見てどう思うだろうか。
ここ数年、本当に自分の脳がポンコツであると思うようになってきた。凡ミスが多いので工場のライン工のような仕事しか任せられないので元々かもしれない。
つい先日、会社の何人かと美味しいご飯を食べた。
その時、私は思った。
朝はあんまん1つ、お昼は大きなコロッケパン1つ。だからより美味しく感じたのかもしれない。
家に帰るとトースターの上でカチカチになったあんまんが冷え固まっていた。私はあんまんを食べてなかったのである。
そこでやっと、どうりで今日はお腹がすいたんだ!とはたと気付いた。
スマホ脳だとかYoutubeばかり見ていると考える力を失うだとか言うので、動画を見ながらのながら作業はやめたばかり。
自分の好みのものが、自動で流れてくる仕組みな上に見やすいようになっているのでつい数十分経過してしまう、なんてことが減った。
睡眠はしないと私の脳はなんか死んでくので、ポケモンスリープも初めてみた。
ある程度はちゃんと寝るようになった。伝説のポケモンも、声優さんボイスで優遇されたピカチュウであろうとも等しくカビゴンとネロリの木の実奴隷なのである。
その点で言えば、私もポケモンも同列で平等の優しい世界だ。
さらに今、私はやらなければならないことがある。
別のアカウントで今まではジャンル外だったものを旧TwitterのDMで教えてもらったことにより、本を作ろうと思っているからだ。
まさしくサードマン現象といっても差し支えはないレベルの衝撃があった。
ただ夏休みの最終日になっても宿題をやらないタイプである私が〆切のない同人誌制作などできろうはずもない。
まずは創作相談を依頼した(ニッチッチなジャンルため注意書きや気を付けるもの、アカウントに投稿したら終わるので分けた方が良いかなどが分からないため)。
同人誌編集請負人と噂に聞く「あだん堂」さんにメッセージを送った。その予約は四月末。
それまでにネームを描きたい。プロットは分岐あり4~5本が一時間ほどで終わっている。
ニッチッチジャンルに+ニッチジャンルみたいな内容なので、そもそも公開して良いサイトが分からない。
だが、上記のご飯を食べた気がしたけど食べてなかったみたいなこんな脳みそじゃ無理……と思いタイトルにある「IQを上げる方法」を検索したのである。
そこでヒットした記事にはたくさんの読書をすると良いと書いてあった。
小説読んでまーすと思っていたら、小説はダメらしい。
抽象的な内容の本をたくさん読むと良いらしい。抽象的とは例えば「犬についての本」具体的なものは「柴犬辞典」みたいな感じで、私は「大まかな知識の小説じゃない本」を探すことにした。
さっそく本屋さんに「抽象的な本を探しているんですけど…」と電話しいくつかピックアップしてもらった。
例えが犬の本だったので、犬の本をピックアップしてもらっていた。
だが果たしてこれは抽象的な本なのだろうか?
本屋さんも「質問が抽象的すぎて分からない」と言う。
私も「抽象的で調べると『抽象的思考と具体的思考』みたいな本がヒットして出てこないので聞きました」と言うしかない。
元のネット記事を本屋さんに読んでもらって、記事を書いている人の著書を買うかという話にもなったのですが「この人は『抽象的な本が良いという本』を売っているので、この人が書いているものは抽象的な本ではないのかもしれない」ということで、
・ランダムに選ぶ
・アマゾンのランキングベスト100を全部読む
・フィクションではない
ということで『言語の本質』という本を買ってみた。
帯の「なぜヒトだけが言語を持つのか」とうう言葉に非常に強いSFみを感じてエモい。
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