ブログの裏側をかいまみた話
数年前、副業ブームが流行りはじめてはいたもののまだポイ活なんて言葉も無かった時代のお話です。
【教訓】分からない言葉はすぐに調べよう!特に金が絡んでいる場合は。――損益マイナス1000円の思い出より。
吹き出しでブログ主が会話をしつつ、情報を分かりやすくまとめているブログを見た事がある人は多いかと思います。
○○パパとママの会話でファミリー向け情報をまとめていたりとか。
人気アニメの話数ごとのあらすじと見どころ、おすすめ情報まとめとか。
よく見かけますね。クラウド〇ークスでちまちま結局コスパの悪い小銭稼ぎをしていた頃、せめて一撃で振込可能額1000円になるような仕事ないかな~と思っていたのです。
ちょうどよくブログ記事執筆・初心者さん集まれのようなお仕事のメッセージが来たのです。
コスパは悪かろうが10記事1000円もらってネットのワークを勉強させてもらうと思えば良いか……? そう思い飛びつきました。
中を開ければ私のような素人がわらわら、記事のチェックする人があがった記事のクオリティを管理、その上に仕事を撒いていた方がいらっしゃるという何も分からずとも三層あるという仕組みでした。
締め切りがあり、数日ごとに興味もねぇ事を一生懸命調べて指定文字数に達するように文字をひねり出す数か月。
10記事が終わって私はクラ〇ドワークスのアカウントを削除する事を決めました。私には〆切は早かった。
ただ上記の事は勉強になりました。そしてネタになる。数年前の時点でこの話は絶対に何かのネタにしてやろう、そう心に決めていました。
そしてそれからもたまに来るメッセージの【記事執筆初心者募集】は、私には向いてないなと思い、そもそも実績がないやつを集めてる時点でニート集めみたいな感じだったのかも…そう思うようになりました。
あの量のブログを管理、作り続けるだけでも確かに一人で作ってたら化け物だもんな、と見かけるたびに思うようになりました。
――そして損益のお話です。
仕事を割り振ってる人はちゃんと1000円くれる設定にしてたのです。
ただ、預り金みたいなシステムを知らず、承認ボタンのようなものを押していない+そのボタンの期限切れで受け取れなかったのです……。
そう、バカを働かせる系の仕事ではあったものの、ちゃんとクオリティを管理してるしチェックする人はいるしコスパは悪かろうが最初に掲示した金はくれる仕事だったのです。
何か分かんないけどやってみるか、という考えなし、そしてシステムを知らずに受け取れなかった1000円の無念が今このエッセイを生み出しています。
ここまで読んでくれた方に、最近さらに知った絶望をお伝えしたいです。
小説でも仕事でもホストでもそうなんですが、コミュニケーションが仕事に関わってくる場合『小学生の国語ドリル』をやってみた方が良い、というアドバイスを見かけたことはないでしょうか?
最近見てたYouTuberの人も言っていたので、買ってみたんですよ。ただ、買うならなるべく強そうなのが良い。
そう思って買ったのが、――『国語読解力「奇跡のドリル」私立初の東大合格者数
日本一を実現した灘校の「奇跡の教室」メソッド」です。
見た目もかわいいし、きつねちゃん描いてあるし、学歴パワーを感じる。
1ページに読解力につながる問題があります。
第1問が音読。第2問は分からない言葉を〇で囲って調べる・聞いてみる。
この2つが共通しています。
音読にも解説があったのですが、イントネーションがおかしかったり読むのがたどたどしかったり行をとばしていたりするような場合は言葉の意味を分かっていないことがあるので、確認しましょう、とありました。
音読ってそんな意味あったんだ!?
今の国語ドリルってこんななの!?
読解力に特化した小学1・2年生向けのドリルで、私はなんだか学歴格差を思い浮かべました。
こんな幼い時から差がついていたんや……、そんな絶望と共に私は今日も国語ドリルを1ページ解いていくのです。
この国語ドリルで書いてある『分からない言葉を調べる』をしてれば1000円でこんな未練たらしくしてないのに!!!もう!!!!
まあ一番の問題は『分からない言葉があっても『分からない』でひっかからずスルーしてしまう習慣』なんだろうなとも思います。
分からない言葉だと認識し、調べる、その能力がねぇ!!!!!!
雰囲気で何となく「伝わった気がしている言葉」の壁は大きいかもしれないですね……。『バカは本が読めない』のバカが私だ。
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