日記 2023・10・14 安いスーパーの肉が極上のステーキに

日記 2023・10・14 安いスーパーの肉が極上のステーキに


ステーキを柔らかくする方法として独自に塩分と酸性の液体を含む漬け込み液に固くてお馴染みに輸入牛肩ロースを漬け込む方法を考案し、チャットGPTと意見交換した。チャットGPTによると漬け込み液の塩分濃度は4~8%が最適という意見だったが、焼く前にあんまり肉がしょっぱくなるのが嫌だったし、生物の塩分濃度は通常約0・9%であることから浸透圧作用で肉の水分が外部に流出する懸念もあり、チャットGPTの主張に反旗を翻し漬け込み液の塩分濃度は「ほんのり味がする程度の薄味」に決定した。正確な塩分濃度は計測方法が不明なので全く分からない。まず、おもむろにタッパーを棚の上の方から引っ張り出し、水道水(水質汚染が懸念される地域だったら、何らかの高いミネラルウォーター、炭酸水かなんかで代用してもいいだろう)を適当に入れる。そこに料理酒(ワインかウィスキーか、日本酒かなんかを入れたかったらそっちのほうがいいだろう)を適当に入れ、青じそドレッシングを適当、塩コショウ(よく分かんないけど「何らかのいい塩」かなんかがあるんだったらそっちのほうがいいだろう)を適当に入れスプーンでかき混ぜる。とにかく塩分と酸性の液体はタンパク質を分解する作用があるので、そこらへんにある塩分と酸性の液体を含む液体を入れれば何でもいい。薄味なので何を入れても味は変わらないであろう。漬け込み液が完成したら、そこに肉を入れ、タッパーを冷蔵庫に入れ放置する。漬け込み時間は三時間とし、真ん中くらいで一回肉をひっくり返した。


完全に失敗した以前のステーキは厚さが最大で3センチで火入れがかなり厄介で多分、季節が変わって急激に室温が下がったことにより火入れに完全失敗したことによるレア過ぎで固くなったような気がする。今回のステーキは厚さ2センチ弱だ。この程度だと火入れの難易度としてはvery easyに該当すると言えるだろう。今回私が策定した火入れの段取りは以下の通りである。強火で両面を各一分、これを続けて二回繰り返してから、六分休ませてから、最後中火で両面を各十五秒温めて完成。私は策定した段取りに忠実に火入れを実行した。食べてみるとですね、薄いとこがミディアム、厚いとこがレアになっていました。これは物理法則上どうしようもない。厚さが一定でない限り焼き加減は一定に出来ないからである。ミディアムのとこが一番柔らかい。レアのとこがちょっと固い。筋のとこはもちろん固い。もっと漬け込み時間が長くてもいいかなとも思ったけど、自分が食う分には問題ないのでこれはこれでいいかもしれない。ひとに出すとかだと、もっと漬け込むか、筋切りしないといけない感じかなと思った。だがしかし個人的には完全に満足出来る仕上がりだったのでこれはこれで良かった。ここ最近のステーキの中では最高傑作だ。ステーキにはエバラ焼肉のたれに熱々の肉汁とわさびを混ぜたステーキソースをちょっとかけた。名前は焼肉のたれだが、これはステーキソースとして使っても全く問題なく、コスパがいいのでおすすめだ。

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