第17話 庇護欲という名の愛情

小さきものって、愛おしいですよね。


子犬に子猫、をはじめとして、赤ちゃんや幼体は大体かわいいし、

赤ちゃんや幼体じゃなくても、もともと身体が大人でも小さい動物はかわいいです。


まあ、人間も同じですね。ベイビーは愛おしいですよね。


とはいえ、同じ小さき動物でも、人間という枠組みになると、ロリコンとかシスコンとかショタコンとかいうように、小さな少年少女や小柄な成人の男女に対して性的興奮を覚える人もいるので、それはまたご苦労なこってという感じだが。


とにかく、か弱きものは守ってあげたくなる。これは真理な気がしますね。


さて、今日取り上げるのは、その最先端を走るアニメキャラ。


「ちいかわ」がテーマです。


「ちいかわ」というのは、僕の推理が合っているならば、「小さくてかわいい」が短縮されたものだと思うんだけど、合っているかな?


大人という枠組みに入ると、自分の身を丸腰で守りながらも、ストレスに耐えながら、時に小さきものに癒されると、その小さなものを愛おしみたくなるもんで、やっぱり、その、小さなものに対する愛情っていうのは、なぜ起こるかっていうと、そうだなあ…。


例えるなら、都会にもまれて田舎に帰った人が、懐かしい田畑の風景やあふれ出るマイナスイオンに癒されて出戻り移住するみたいなもんで、やっぱり、誰しも小さなときはあって、「俺もこんな時あったよなあ。」というのが彼や彼女らに「ああ、大事にしたい。この愛おしさ。」と言う気にさせるんじゃないかなあ。


と、いろいろ書いてきましたが、ほんで何が言いたいねんというところは、やっぱり、かわいいは正義だなあってことな。

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