第15話 現代と昔の結婚の違い
結婚、してますか?(「セコムしてますか?」風に)
今日は、現代の結婚や恋愛や夫婦についての社会的傾向がどれだけ昔と違うか、昔の時代の結婚や恋愛や夫婦関係について知ったうえで、「そんなに変わってるんや!」と驚きましょうか。
さて、時代は、戦時中にさかのぼります。厳密には、戦後まもなくの話になるかもしれません。そこはご愛嬌ということで。
僕の祖父母世代(戦後生まれ世代)の話と、本で読んだ戦争を生き抜いた人たちの話をブレンドして話すので、ごっちゃになっていると思いますが、ミックスジュースのように楽しんでいただけたら幸いです。
昔って、どんな結婚をしていたんでしょうか。時代は、見合い婚がほとんどの時期。女は18、男は20になったらもう結婚をさせようと親が見合いをさせまくるようになっていました。
子供を成人してから以降も養う金がなかったんでしょうか?そのあたりはわからないんですが、どうやら、裏はとってませんが、成人前後から結婚に躍起になっているような話は聞きました。
結婚相手は、もうほとんど親が決めるようなもの。大体が世襲制の仕事を存続していくために、政略結婚などにどの世代の子供も巻き込まれて、仕方なく結婚することもあったとか。
さて、時代は作れ作れ産め産めの時代。沢山作って、沢山育てて、国を強くするぞー。という時代。そんな僕の祖母は8人姉妹だったりしました。そんな中で、障害を持って生まれたりした子は優性保存の文化がある地域ではお腹にいるときから堕胎させられたりしていました。怖いですねえ。とにかく、身体の元気な子を作って、世の中を元気に、と高揚しすぎて病的になっていたのでしょうね。人権はどこにいったのでしょう。
また、結婚した夫婦はどのように生活しているのかというと、男は仕事、女は家事。それが絶対でした。これは現代も根強いところはあると思います。五木ひろしさんが「男児厨房に入らず」をポリシーとしているのでキッチンに入ったことも料理をしたこともらしいような話を「ちちんぷいぷい」という昔MBSでやっていた番組でしていましたが、そのように、現代も見られるようです。
そして、男のステータスとしては、嫁が、家の掃除も料理も洗濯もなにもかもをしてくれているのに、仕事の都合で来客を作った際には、「うちのもんはなんもせんで」というのが妻自慢のシキタリだったようです。
現代はどうでしょう?
今や、見合いもあまりメジャーではないですよね。仕事は世襲制ではなくなってきていますし、新進気鋭のベンチャー企業が流行ってきています。そして、結婚はというと、自由恋愛からのご結婚が一番メジャーじゃないでしょうか?
そして、健康と衛生が確保できる現代、結婚しなくても生活できる金銭面での家庭環境があります。すると、結婚しない男女がある一定数出てくるんですよねえ。
昔では考えられないですよね。今の現象って。
ああおもしろい。
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