第14話 JapaneseとEnglish
さて、今回は、日本語を母国語とする人の頭と英語を母国語とする人の頭を比べてみましょう。すると、日本人の魅力などをメタ認知することができ、面白いですよ。
まず、日本語と英語との違いを明確にしておきましょう。
①主語と述語の位置。
【Japanese】
日本語は、最後に肯定か否定かがわかる。
例文:僕は、○○をこう思います。・私には△△はよくわかりません。
まず、主語→名詞→述語となります。
何の話をしているのか、直接会って話しているなら、非言語的コミュニケーションなどで流れで大体は汲めていたとしても、文章だけでは、最後まで読まないと、否定か肯定かわかりません。長文になればなるほど、どちらに一票なのかは、わかりにくいです。
【English】
英語は、まず肯定か否定かが冒頭に来る。
例文:I don't know /I Love you.
ノットがつくのかどうかで、Yes OR Noが歴然とわかります。これは、どれだけ文章が長くても、結論から先に言う文章の体系を持っている言語なので、まずどちらなのかが分かるように伝えてくれるでしょう。
結論
日本語は、まわりくどい。英語は、簡潔。
②単語の文字数
【Japanese】
日本語で、名詞を言うときは、けっこう短いですよね。
例;「火!(ひ!)」とか「木!(き!)」とか。
文字数がすくなく、文章で喋るときに、じっくり組み立てられます。音が先に終わるので。(僕は比較的喋るのが遅いので、よりそう思います。)
【English】
英語で、名詞を言う時は、文字数が多い。
例;「Fire!(ファイヤー!)」とか「Wood!(ウッド!)」とか
この例でいうと、2.3文字日本語より一つの単語を言うのに文字が多いですので、どうしても文章になると文字数が多くサラサラ流れるように喋れてしまうんじゃないかと思います。
結論
「私はあなたを愛するために生まれた。(19文字)」と
「 アイワズボーントゥーラブユー(15文字)」と
英語の方が文字数が少ない。
と、今まで見て来たように、英語というのは、論理的で、スピーディーな印象があります。それに対して日本語は、たどたどしくて、おっとりとした印象があります。
英語を母国語とする人たちにとって、日本人が愛おしいのは、日本語がゆったりと穏やかな響きを持っているからではないでしょうか。
実際に、母国語を英語とするハリウッド俳優やミュージシャンさんで、日本人女性と結婚した方は沢山います。(例:俳優ではニコラスケイジさんやスティーブンセガールさん。ミュージシャンではMr.BIGのポールギルバートさんなどが日本人女性との結婚歴があります。)
※少し矛盾がありますが、ご愛嬌と言うことでよろしくお願いいたします。
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