文化人類学入門

第9話 現代の金銭獲得システム

極端に言って、僕たちは、マリオのようにコインを集めて生きる生き物だと仮定しましょう。まあ、仮定しなくても、そもそもお金が物を言う時代なので、する必要もないんですが。

そして、僕たちは、お金を得るために、何をすればいいか。考えます。

例えば、給料のいい仕事に就こうとか、転売で金を得ようとか、生活をより良くするために豊かに暮らすために何ができるか、僕たちは考えますよね。なかなか、予定通りに動くことは難しいですがね。

今もっともポピュラーなのが、YouTubeですよね。軒並み沢山の人が動画配信に手を出して、根気とアイデアの継続力と戦いながら、日々様々な面白い動画を配信しています。

何がすごいって、バズったらお金をもらえるというシステムが、全然これまでなかったシステムですよね。起業に近いものがあるわ。

それで、動画配信者は、いくつかのパターンに分かれますよね。

①　面白くて可笑しな中毒性のある動画を作り、合法の薬物状態にすることで固定客を獲得するもの

②　異性の性的欲求を刺激し、「もっとみたい」と言う気持ちにさせることによって、固定客を獲得するもの

③　面白いこともエロイこともできないので、自分の得意分野であることに関して知識や経験や日常を拡散するVloger

④　会社勤めに絶望し、軽い気持ちで始めた底辺配信者(僕がそうでした。)

など。

やっぱり、この動画配信と言う世界で、かなりの収益を得ている人って、狂っているというと簡単ですけど、それなりにネジ外れてないと無理だと思います。

脱いだり、お金の話をしたりするとＢＡＮされるから駄目だとしても、露出を激しくしたり、強烈な挑戦動画とかやったら、バズるじゃないですか。

って、僕は何が言いたいんだろう。

ああ、そうだ。音楽ってあるじゃないですか。耳に着いたら離れないような音楽。あれを参考にしたらどうですかね。

米津玄師のＬｅｍｏｎってさ、今どうかしらんけど、６億回とか再生されていたじゃないですか。これって、頭から離れないから、また聞きたい。聴いたら、頭の中が静かになるからじゃない？

だったらさ、動画配信でも、また見たくなるような、強烈な中毒性のあるものが、バズるんだよね。まあ、簡単に言ってしまったけど、それが一番作るのに苦労するよね。

最近だったらさ、ＫｉｎｇＫｎｕの、Ｓｐｅｃｉａｌｚが頭から離れなくて困っているよ。まじで。