第5話 なぜ人は怒るのか

あなたはどんな時に怒りますかね?ゲームで負けた時ですか?それとも、競馬で穴馬がやっぱり勝てなかった時ですか?


まあ、なんでもいいんですけど、僕たちって、色んな事に怒るじゃあないですか。


個人的に怒りが募って、物に当たるとか愚痴を漏らすとかならまだ可愛いもんですよ。あまり、傍から見ていて気持ちよいものではありませんが、特に前者は。まあ、そうやって発散しておけばいつかスッキリしますわよ。


でも、怒りを持った人が、その怒りを人に向けたときには、注意が必要ですよ。もし、その怒りが、仕事を正しくさせるために必要な教育をするためならまだいいんですけど、怒ることによって快感を得るためだったら、恐ろしいことですよ。


というのもね、人間と言うのは、とんでもない欲の持ち主なんですよ。その欲を持つことも持たざることもできるんですが、持ってしまうと、結構厄介なのですよね。それはですね、なんだと思いますか?


それは、支配欲ですね。


支配欲と言うのは、相手を思考停止にして、自分の言う事を全面的に受け入れさせる卑怯な行為に走らせます。それによって、相手を言いなりにすることで駒使いするわけですね。そこに愛情はないですよ。そこに、思い遣りもないですよ。


どういう人がそれをするかと言うと、おそらくまあ一般に『サイコパス』と呼ばれる精神構造を生まれつき持っている人が多くそういうものの考え方をするでしょうね。


人間だれしも人を思い通りにしたいと思うものだけど、なかなかできないじゃないですか。思い通りには。でも、そういう思い通りにしたいと思うよりも先に思い通りにできてしまう人たち、それが『サイコパス』なんですよね。


生まれつき、カリスマ性を持っていて、心理操作に長けているなんて、なんて恐ろしいんでしょう。沢山ありますよね、そういう『サイコパス』と呼ばれる人種が暗躍する映画や小説が。それみたいなもんで、現実世界にも必ずいるんですよ。そういう人が。


サイコパスに限らず、怒るのとほめるのとを上手く使い分けてくる人には注意が必要ですよ。なんせね、飴と鞭を使い分けて、サーカスの動物のように躾けてくるわけですからね。毒親とかいうじゃないですか。そういうのの代表的なのはそれですよね。


そもそも、人間って人を思い通りにできない生き物なんですよ。本来は。でもね、それでは人間が生き残っていかれへんから、数パーセントの確率で生まれるんですよ。天才が。それが、人を操り人を動かす天才ですよね。


あーっと、何の話をしていたっけ。あ、サイコパスか。


サイコパスが登場する映画でおススメなのは、『悪の教典』ですね。原作は、京大出身の作家、『貴志祐介』さんですが、映画監督は三池崇史さんです。R15 になっているので、閲覧は注意してくださいね。胸糞ですからね。悪者が、生き残りますから。


さて、今日はこの辺にしておきましょうか。次のお話でお会いしましょう。ばいならー。

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