四十路過ぎ再び厨二病の夏
よそじすぎふたたびちゅうにびょうのなつ
季語は、「夏」でしょうかね…?
うつ病になり休職をすることになったわけですが、たった1か月の休職で焦って復職をしてしまい、状態は悪化しました。
近況ノート等でお付き合いをいただいている皆様は、どういう状態に陥ったかお分かりいただけるかと思います。
それで再休職をするわけです。その際にじっくり医師と話ができるクリニックに受診先も変更しました。
そこで初めて休み方を教えてもらい、春はずっとぼーっとしていました。
少し気力と体力が回復してきたので、何か新しいことをやってみようかなと考え、学生時代に文章を書く仕事に就きたいと思っていたことを思い出します。
ただ小説や脚本は脳への負担がどう考えても大きいと思い、短歌を詠んでみようかと。
それで短歌をやってみようかと思うんだがと国文科出身の友人に相談をしたところ、
今のお前に短歌は勧めない。
短歌だと感情を乗せることになるが、死にたいだの病がつらいだの、居場所がないなどどうせろくな感情を詠まない。
それは作っても、読み返しても自分がつらくなるだけだ。
他者や組織との関係の取り方を拗らせたのがそもそもの病気の原因なのだから、物事を俯瞰的に見る視点を身に付けるために俳句をやれと。
ふーむ、そういう考え方もあるかと思い、じゃあ俳句をと初めて詠んだものが掲句です。
物書きになりたかったという若いころの淡い夢が、「再発」したなという心情を詠んだ句です。
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