第5話

47才のおっさんが26才の美人メンエス嬢にガチ恋した。


この女とずっと一緒にいたい。ひと月に2回くらいはHしたい。


みうが47才くらいになるまでその体をじゅうぶん味わい尽くし垂れていく胸、出ていく腹など身体の変化を見届けたい。


もちろんみうと俺の子供も欲しい。


妻と結婚21年。子供も3人。何の不満もなく充実した生活を送っていたばずの俺の中に満たされない何かがずっとくすぶっていた。


それを満たしてくれたのがみうとの情事だった。


20年ぶりの恋だった。



恋は盲目。


昔から言われている事だが今回、それをとことん思い知らされた。


寝ても覚めてもみうの事を考えてしまう。


インスタのメッセージに返信が3日も無いだけで俺は気が狂いそうになった。


そして長文メッセージを連続5回くらい送ってしまう。


恋は盲目。


みうは俺の事を金払いの良いビール腹のしつこいおじさんぐらいにしか思ってなかったと思う。


まさに俺の一方的な恋。


1人相撲だった。


世の中には他にたくさんの女がいるが、俺はみうじゃなきゃダメなんだ。


みうを失ったら人生終わる、ぐらいに考えていた。


恋は人を盲目にする。

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