登場人物紹介ファイル (神薙シンラ/シラユキ)編
1.神薙シンラ
性別 男
年齢 15歳
好きなもの ゲーム、苺、大型戦闘用ロボ全般、平穏(New!)
嫌いなもの エリンギ、説教、泥酔したシラユキのいびき&歯ぎしり
本作の主人公にして、せっかくゲームの世界に転生したのに死の運命を背負ってしまった可哀そうな男。前世の記憶を引き継いでいるせいで、物事をどうしてもゲーム知識をもとにとらえてしまう癖がある。
彼の性格を一言で表すなら、追い詰められるほど強くなるタイプ。その底力は凄まじく、この世界の上位存在であるシラユキに「この男、常に危機に晒しておけば無敵なのでは?」という評価を下されている。なので、どんなに窮地に陥ろうともなんやかんやで乗り切ってしまう。ある意味無限のポテンシャルを持つ主人公(笑)。
そんな彼の最近の悩みは一人の時間がめっきり無くなったことだ。
自分が生き残るためにシラユキと仲良くなったのはいいものの、彼女と四六時中一緒にいるせいで思春期特有の煩悩が消化できない。それどころか増えていく一方で、毎夜布団の中で悶々とした気持ちを募らせている。本人の談によると「ずっと生殺しされてる気分。もうすぐ悟りに至りそう…………そういえば昨日シラユキに踏まれて気づいたんだけど、風呂上がりのくるぶしってエロいよね。寝汗で濡れたうなじみたいで」だそうだ。出家を考え始めるまで秒読みである。
2.シラユキ
性別 女(気分により変更可能)
年齢???歳
好きなもの 酒、カエル肉、キセル(訳あって今は禁煙中)、10歳未満の美男子
嫌いなもの ナメクジやカタツムリなど、後悔、約束をやぶられること
王道RPGゲーム『ラドクロスバース』の裏ボスにして全ての始まりを司る最凶の蛇神。シンラがいる町では「白蛇様」という名で伝承に記されている。
性格は傲慢で気分屋、そして自分本位のエゴイスト。これは過去に彼女が人間に対して神の側面を維持し続けたが故に定着してしまった常在的意識であり、人に理解されなかった人格が今の彼女を形成している。彼女の一番の理解者であるシンラ曰く「別に話のわからない神様じゃないんだよ。ただとんでもなく不器用で、とんでもなく倫理観が欠如しているだけで」らしい。ともかく、難のある性格をしていることには変わりない。
そんな彼女であるが、自分が気に入った存在にだけはとことん甘い。弟のクロカゲを守ろうとするのはもちろん、親友であるシンラを助けたりと彼女本来の優しい性分を見せる。彼女はこれを自身の「危うさ」として忌々しく感じながらも肯定している。複数の側面を内包する彼女らしい特徴と言えるだろう。
最近のマイブームは化粧。一応、前々(数百年単位)から一般教養として嗜んではいたものの、現代でファッションの推移とメイク道具の発展を知り、ありとあらゆる情報筋から技術を仕入れては鏡の前で試行錯誤を重ねている。だがしかし、先日シンラから「ずっと見てるけど全部同じに見える。俺には一生わからん世界だわ」と鈍感男っぷりを発揮されて心が折れかけた。誰のためだと思ってんねん。
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