第49話 瞬間
アンタレスが杖を振ると同時に、里奈の首元に傷がついた!
「⁉︎」
ブシャァァァァァァァ
「は⁉︎私が意識できなかった⁉︎」
↑里奈
「お前も…確かあいつと同じような感じだな」
↑アンタレス
「あいつ…?」
「
声がディスコと言えばの、パオーン音の、サイコパスなヤバい奴だったな」
「あーね」
△ここから回想△
「ピューーーーン!DJ実の、アンタレス討伐ディスコ!
さぁ、あの太った奴がアンタレスでェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェす!」
↑実
「うっさ。あと太くねぇよ、着太りだよ!」
↑アンタレス
「さぁ、生物兵器たちよ、血のダンスを見せてやりなっ!」
実は、不死の生物兵器たちを、アンタレスに突撃させた。
アンタレスは杖を槍に変えて振り、生物兵器たちを骨ごと粉砕する!
ブシャァァァァァァァ
ボロボロボロボロボロ…
「しかし、生は循環する!」
実は指を鳴らすと、○んだであろう生物兵器たちが復活してしまった!
「なら、終も循環するよ…アクラブ・ジュバボム」
アンタレスの持つ杖が光ると、周辺に巨大な爆弾が2つ現れる。
「…ん、なんだ?」
実は疑問に思った。
シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
その直後、爆弾が突然光り、熱が放出する!
彼は一瞬で悟って、こう叫んだ。
「(ば、爆弾か⁉︎おそらく、ビルを余裕で倒壊させるほどの威力を誇る!)
み、皆んな逃げr」
実が言い終わる前に、辺り一面、黒焦げになってしまった。
彼は生物兵器たちと共に爆散。
アンタレスが呆れたように呟く。
「○ぬ瞬間、人はキャラを忘れるんだなぁ。
手下の生物兵器たちなら、蘇生可能なのに、自分は無理だから自分が1番に逃げる必要がある。けど生物兵器たちにも呼びかけて…パニックになりすぎ。
私もその感覚、感じてみたいもんだねぇ」
▽回想終わり▽
里奈はゾっとしながらアンタレスに尋ねた。
「そっか……で、それがどうしたの?」
「お前も私に○される瞬間、自身の戦闘狂を恨むだろうよ」
「!………私は、そんな事で恨まないから」
「なんで?」
「聖衣にプレゼントを送るためだよ!!
聖衣は私に、平和になった世界でプレゼントを送り合うのがどんなに楽しくて素晴らしいか、教えてくれたんだから!
そのために、戦闘狂になって、北斗七星 最強にもなったんだ!
アンタレスの討伐と聖衣へプレゼントを送る事が私の目標なの!」
「………そうか、悪い事をしたな」
「そうだよ!私をこんな性格にしたのは、アンタレスのせいだよ!」
「いや、そーゆう事を言いたいんじゃない」
「じゃあ何?」
「聖衣は、私たちがもう○したんだ」
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