第2話
〜ある所に1柱の神がいた。神は生けるものでありながら、生命の域から逸脱していた。
神は遊んだ。ある時は遊戯で、ある時は戦いで、ある時は世界で。
その神よりも強大な力を持つ神々はごまんといた。しかし、神はいるが世界に「在る」ことはないし、意志を持つこともなかったはずであったのだ。
意思を持ち、世界で遊んだ神は幼稚であった。力を振りかざし、遊び回っていた。
その後、神の暴虐を見かねた、世界は神殺しの宿命を、勇者の資格を1人の人間に与えた。その勇者によって神は倒され、世界は平和になりました。〜
と、いうものだ。
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