第17話 さらば、辺境都市「ドレイル」
ナット・ガインによる市街地襲撃、伯爵家邸宅の変といった同日に起きた二つの事件は一部界隈に知られたのだった。事件の詳細を知るものこそ少ないものだが確実にその事実は人々の記憶に刻まれていたのだった。
その後の伯爵家独自の調査によると、街のとある裏通りの一角にて全身金属まみれで感電死している成人男性の死体が発見される。それがナット・ガイン本人であると判明するも、彼を殺害した犯人は未だ不明である。彼自身裏社会との繋がりもあったため、何かしらの陰謀により暗殺されたのだと考察される。
そしてこれらの事件関与している人物たち、主に被害者達は組織的計画性のある事件であったため庇護として秘匿されている。
街のとある宿屋の一室にて先の戦いによる負傷が完治した紅音はここから旅立つ準備をしていた。
何故彼女がそのようなことしているのか。それは少し前に遡る。
その後、宿屋にて紅音とミニルが会話をしていた。
「紅音、怪我はどうにゃ? もう大丈夫かにゃ?」
「ああ、もうすっかりさ。それで何しに来たんだ?」
紅音は彼女がただ見舞いに来たわけではないと察する。
「ナット・ガインについて分かったことがあるのにゃ。裏路地の……恐らくヤツのアジトの前で死んでたにゃ」
予想打にしていなかった死。その知らせに紅音は驚く。
「ッ!! ……それは、失血死か? なら、アタシが……」
もしヤツの死因が紅音の最後の攻撃によるものだとしたら、それは彼女にとって初めての殺人となる。そう思い詰める彼女に対してミニルは首を横に振って否定してから詳しく語りだす。
「いや直接の死因は感電死だったにゃ。恐らくヤツのアジトの前で何者かが待ち伏せしてた可能性があるにゃ。つまりヤツはそいつに殺されて死んだのにゃ。決して紅音が殺ったわけじゃないにゃ。……それにアイツは死んで当然の人間だったのにゃ! にゃからそんな変に罪の意識は負わなくて良いのにゃ」
と、思い詰める彼女に対してミニルは慰めの言葉を添えた。それを受けた彼女は返答する。
「ありがとうミニル。でもなアタシはあの時、自分の命も皆の命も危なかったからとはいえ
彼女にとって結果的に殺したかどうかが問題ではなく、生まれて初めて……。だが勿論今までの彼女としても殺したいほど人を憎んだり激怒したことはあれど、本気の殺す気でそれを実行するというのとでは訳が違ったのだ。それは今までそういった生死が比較的軽い世界に生きてこなかった彼女だからこそ重く感じるものだったのだ。
「アタシは今までそういう世界とは遠いとこにいたんだ。……ダンジョン攻略してたアタシが言うのも信じられねぇ事かもしれねぇけどな。モンスターは人でない遠く離れた……そう
彼女はつらつらと己が心情を語りだす。
「……とにかくアタシは分かったんだ。もう今までみたいな感じで楽して生きていけないってな。変な話、何となくだが分かるんだ。ここから先のアタシの道にはこの前のようなもんが立ちはだかってくるってな。だからここにはもう居られない。ここに居ればまた他の皆を巻き込んじまう」
「そ、そんな事無いにゃ! それにその道ってのがもし“世界異能”によるものだと言うのにゃらミャーだって!」
ミニルとしては、人と人の出会いとは基本的に一期一会である。だからこそ、別れる事自体は寂しくあれど決して引き止めるようなことではない。だが今の紅音の心情では別れた先どうなるか、それは想像に難くなかった。だが、彼女はそれを軽く受け流す。
「ま、何にせよ貴族関係のいざこざにアタシはもう首突っ込んじまったんだ。だからこれ以上ここに居たらまた巻き込んじまうだろ? だからさ」
「……」
ミニルはそれを否定できる言葉が思い浮かばなかった。そして沈みきった彼女の気持ちを晴らすような言葉も。
「ミニル。グリルのこと宜しく頼むぜ」
グリルはまだ明確に狙われているわけじゃない。紅音が狙われたのは盗賊を退治したことにあるだけで、まだ彼女が狙われる要因はない。だからこそ、これ以上共に過ごせば自然と彼女も狙われるのは自明の理である。それを避けるために彼女のことはミニルに任せることにしたのだった。
「でも、あの娘を……姉妹が離れ離れにゃんて」
紅音たちが本当は姉妹でない事知らない彼女はそれを憂いてしまう。それを聞いた紅音は訂正し始める。
「ああ、そうか。ワリィなそれ違うんだ」
「にゃ? どういうことにゃ」
以前グリルに聞いた話と異なる発言にミニルは驚く。紅音は少し言いづらそうに話し始める。
「なんつーか、アタシの気まぐれで始めたことなんだ。初めてグリルと出会った時に、アタシは『アタシの妹にならないかって』って言ったんだ。変だろ? あぁ、アタシも後からそう思ったよ。なんであの時あんな事言っちまったんだろうなって……」
「何でなのにゃ」
ミニルは素朴な気持ちで疑問の言葉を投げかけた。紅音は続けて言う。
「……アイツさ、今こうしてアタシに出会うまではゴミ漁りしてたんだ。ボロボロの布切れに身を包んでくっせーのなんのって……。同情なのかねぇ。まぁそうだとしても『妹にならないか』はおかしすぎるよな。誘い方なんていくらでもあるのによ。わざわざ一番怪しい誘い方しちまうなんて馬鹿もいいところ……なのによ、アイツその誘いを嬉しそうに“OK”したんだよ」
話を、言葉を続ける度に彼女の気持ちは沈んでいく。自分が軽い気持ちで行った過去の行為を恥じているからこそだった。だが彼女は話すのを止めない。
「そん時よ、まぁなんつーかこう胸のあたりがズキッとしたよ。アタシとしちゃあそんなに大したことじゃない……。いや、ただ軽い気持ちで言ったんだ。ああそうだとも、アタシは面白いものを見る目で……何か可哀想なものを愛でるような……所謂ペットみたいな物の感覚でアタシは……“拾ったんだ”。姉妹という家族という餌で……な」
彼女は自分でも感じるあの時の恥ずべき心情をありありと多少無意識的に誇張している部分はあれど、軽蔑されると分かっていながらもそう答えた。
「……それ、ホントかにゃ?」
それを聞いたミニルの声は重かった。
「ああ……。ハッキリ言えねぇけど多分そんな気持ちだったと思う」
「……」
――パンッ!
ミニルは紅音を頬を力強く平手打ちした。
「……」
それを受けた紅音は特段何の反応を示すこともなく、ただただ無言でそれを受け入れた。しかしミニルにとってこの平手打ちをした理由は彼女の思っているそれとは違ったのだ。
「……嘘つくのやめろにゃ」
思いもよらなかった発言に紅音はその意図や意味がただただわからず困惑するしかなかった。
「……は」
嘘など吐いていない、本当のことを言ったという表情と反応をする紅音の顔を見て、ため息をつきながらミニルは語りだす。
「はぁ……もしさっきの言っていることが本当ならもっと非人道的扱いをしていたはずにゃ。でもグリルは心から楽しそうで笑顔だったのにゃ。……少なくともミャーが見た限りじゃそうだったのにゃ。それはつまり紅音が、例え軽はずみの気持ちで始めたことだとしてもちゃんと紅音は姉妹として、姉として妹と生活してたからこそのあの笑顔だったはずにゃ」
「へっ……そこまで分かるもんかね。アタシはあいつに色々と食わしてきたんだぜ? 残飯とか吸い殻とかな」
自暴自棄気味な彼女はつい軽口を叩いてしまう。だがそれに構うことなく、ミニルは答える。
「知らないにゃろうけど少なくとも、ミャーはそれにゃりに色々とクズは見てきたつもりにゃ、色々とね。にゃからミャーは紅音を真に悪い奴と思ったことは無いのにゃ。……ちょっと金使い荒いみたいにゃけど」
「……」
「とにかく! もうちょっと頭冷やすにゃ。……今日聞いたことはある程度流しておくにゃ」
そう言い残してミニルは部屋から去っていった。しばらくしてから彼女はベッドに仰向けになるように倒れこむ。天井を見つめながら彼女は独り言を呟き始める。
「アタシは一体何がしたかったんだろうな。過去も、この先も一体何したいんだろうな。グリルを“拾った”か……まぁそれ自体は間違っているとは思っちゃあいねぇけどよ。実際身寄りも無かったようだしよ。……いや、それはアタシもだったか。ここに来たのも突然だったしな……。じゃあなんだ? アタシは心の拠り所が欲しかったのか?」
――分からない、ただ分からない。自分の心の原動が、自分の心の答えが……。
「アタシは……そうだ……思い出した。アタシには昔、本当の
彼女がまだ幼い頃、彼女が住んでいたアパートの隣の部屋に住んでいた一歳年下の女の子が居た。その娘はグリルと同じような髪型と目をしていた。ある日偶然知り合った二人は仲良く近くの公園でよく遊んでいた。その関係はまるで本物の姉妹のようだった。それほど仲が良かった要因としてはお互い親もあまり家におらず。世間的に見れば少々問題がある親だった。特にその娘の親はネグレクト気味であったが、勿論当時の彼女たちはそれを分かることはなかった。だが後になっても分からないというほどではなかった。
ある日、その娘が死んだ。死因は交通事故による圧死だった。待ち合わせの公園前の信号で長距離運送中のトラックが飲酒運転により信号無視で突っ込んでそのままその娘を引いたのだ。そしてその現場に紅音も居合わせていた。幼い彼女の精神ではとても耐えきれるものではない衝撃的な出来事だったため、彼女の精神は自分の身を守るためにそれを心の奥底に封印したのだった。
そして今の彼女は同じ死を身近に体験したことでその封印の鎖がほどけたのだった。
「はッ……ははは。そうかそうだったのか……アタシは自分でもわからねぇ内に鏡写しにしてたっつうのか」
彼女は自分の片手を見つめ、ただただ手を開いたり、閉じたりを繰り返す。
「……まぁ、もう今は関係ねぇ。どちらにしろ道は既に決まってんだ。アイツには悪いが黙ってここを去ることにしよう」
――そして今に至る。すべての身支度を整えた彼女は運行予定の馬車へと向かうことにした。
「……ここをこういう形で去ることになるとはな。……ま、仕方ねぇか。人生なんてものはこんなものだ。特にアタシの場合はな」
そう言いながら彼女は宿屋を出ていく。そして近くの門、馬車が待機している場所まで向かう。
「何だかな……。まぁ金は今のところ無くはないからな、それに多少デリアからも貰っちまったからな。アイツが一番大変だってのによ、義理堅い奴だよほんと。だがもうこれ以上関わることも無いだろうしな。ありがたく貰ったけど、申し訳ねぇな。……ハァ、ほんとしおらしくなっちまったもんだなアタシも」
ここに来てからの短時日でここまで心の持ちようが変わったことに感想を抱きながらも、目的地へと進む度に独り言もまた進んで行く。
「……ここから先は何が起きるか分からない。どこかで働いて暮らして死ぬか、刺されて死ぬか。そんなもんだろうけどよ。ほんと夢も華もない人生だな。結局アタシの身の程じゃあここまでってことなんだろうな。いつも身の程を知らずのものを求めてはこうなるっつうのは世の常なんだろうな」
結局自分という人間はこの夢のような世界、魔法やらモンスターやらがある世界でも何者にも成ることは無く、そのまま時が経って死んでいくという身の程でしか無いと。それすら実に贅沢な考えであることは頭に浮かぶことは無くとも彼女は分かっている。だからこそ、自分という人間の身の程に拍車をかけた。
「そろそろだな。……あいつ大丈夫かな。いや、気にするな。あいつだってアタシなんかと離れられて清々するはずさ。もし今すぐしなくともいつかそう思える日が来るはずさ」
そうして馬車についた彼女は御者に自分が馬車に乗せてもらえるか尋ねる。
「……すまん! アタシ乗れそうか?」
「ん? ああまだ定員は空いているよ。アンタ一人で良いんだよな?」
その問いかけに彼女はつい口ごもるがそれを肯定した。
「……ああ」
「じゃあさっさと乗ってくれ。そろそろ出発するからな」
彼女は言われた通り馬車へと乗車しようとした。その時後ろから声が掛かった!
「紅音――ッ!! 待ってよ――ッ!」
「――ッ!? お、お前どうして」
グリルが駆けつけてきたのだった。恐らくミニル辺りにでも聞いたのだろう。紅音がここを旅立とうとしているのを。
「ハァ……ハァ……待ってよ! 置いてかないでよ!」
「グリル……ここに来たってことはミニルの奴に聞かされてんだろ? ならわかるよな。これ以上一緒に居たらお前も――」
「そんなの関係ないよ!!」
「ッ!?」
グリルからあくまで少女のものとはいえ、今まで聞いたことがない怒声とも言える大きな声に紅音は思わず驚いてしまう。グリルは続けて言う。
「そんな……そんな事どうだっていいよ!!」
「どうだっていい」そんなはずは無いことだ。確かに別れの言葉もそういう相談もなく勝手に去っていくというのはあまり褒められた行動ではない。だが筋の通らなくもない話であり、紅音の行動と気持ちを多少汲み取ってやれる部分はあるというものだ。だが、彼女はそれを真っ向から否定する。
「どうだっていいってお前、そんなことは――」
「あるよ!! 紅音は私の唯一の家族なんだよ?! たとえそれが嘘偽りだったとしても、私は何であれあの時紅音にそう言われて嬉しかったんだよ!! だから、だから……置いてかないでよ」
「グリル、お前……」
紅音がそう言葉を漏らすと、グリルはとんでもない行動に移し始める。
――バシッ!!
と、彼女は自分の顔につけていた眼帯、それを乱暴に外し地面に叩きつける。当然左目にあたる部分にあった化け物の口が公の陽の下にあらわになる。
「お、お前何やって――!」
「もうこんな物要らない!! こんなものでもう隠したくないし、偽りたくない!!」
子供じみた言葉。実際彼女はまだ子供であることは間違いはない。だが、それを許容してはいけないのが現状である。その現状を全く顧みない彼女の発言に対して、紅音は周りにあまり聞こえないように声を抑えめでなだめ始める。
「何言ってんだお前、それ他のやつに見せたら怖がれるって前に――」
「もう他の人にどう思われようと構わない! 紅音だけでいい!! 紅音だけ私を好きで、大切でいてくれたらそれで良い! 他の誰に何言われてされたっても、紅音と離れ離れになるくらいならそのほうが良いよ!!」
「――ッ」
彼女の半ば脅迫とも言える発言、そして紅音にある意味依存しているとも取れる言葉。その言葉の数々に紅音はもう何と言ったら良いのかわからずただただ黙っているしか無かった。
「もう離れるなんてやめてよぉぉぉおおお!! うわぁぁああああああんん!!! うわぁぁああん!!」
果てや彼女は感情が高ぶり過ぎたために公衆の面前で大声で泣き叫び始めたのだった。
「……」
紅音は今迷っている。自分は彼女の手を取るべきなのか? それとも例えどれほど冷酷だとしても彼女のためにそれを無視するか。
(グリル……。だが、これ以上一緒にいたらまた……アタシだけじゃなく、お前だって。……お前の死に様をアタシは見なくちゃいけないかもしれないんだ。そんなこと、そんな……こと)
――紅音はこの時思い出す。十数年間封印されてきた幼い記憶を。
「ねぇ、もしもね。私以外にも大切な友達ができたら大切にしないとダメだよ」
「どうしたの? みっちゃん? ……よくわからないけど、うん分かった! 約束するね!」
「うん約束だよ!」
「ゆーびきーりげーんまーん! 嘘ついたら針千本――」
思えばあの発言も、例え交通事故で死ななかったとしても彼女はいつか親によって殺される。……そう思える起因か何かあったのかどうかは分からない。というより本能とも言えるものから、自らの運命を案じた上での紅音に対する発言だったのかもしれない。だがまだ幼い子供がそのような事を言うものだろうか? 確かにこれは推測の域を出ない事ではある。しかし少なくともこの記憶を思い出した紅音はどうであれ、その言葉通りに動くと決めたのだった。
「グリル……グリルもう泣くな」
紅音は片膝をついて、グリルと同じ目線になって右手を彼女の頬に添える。
「だって……だってぇ」
思いっきり泣き叫んだとはいえ、未だ彼女の涙は止まらなかった。
「悪かった。もうどこにも行かねぇよ」
「!? 本当?! 本当に本当?!」
紅音の言葉を聞いた彼女のぐちゃぐちゃだった顔に光が灯り始める。
「ああ、もう置いてったりしねぇよ。……それに悪かったな、その眼帯嫌だったんだな」
「あ、でもこれは……」
グリルとしては半ば彼女を引き止めるために行った感情的なものだったにすぎない。だがそれがどうであれ彼女の心は定まっていた。
「いやいいんだ。道は厳しいかもしれねぇがもうそんなものつけなくて良い。隠さなくて良い。もし何かあってもアタシが何とかするさ」
「紅音……!」
紅音は覚悟したのだ。グリルと共に生きて、どんな壁が待ち受けようと決して離さず助け合って家族として、唯一の姉妹として生きていくと。
「さぁ! 行こうぜグリル! アタシ達のために! そして共に助け合いながら家族として、姉妹として生きていこう!」
「うん! ありがとう紅音!!」
グリルの顔もすっかり笑顔になった。
「礼を言われるようなことはしてねぇよ。さぁ乗ろうぜ!」
「あ、でも紅音……」
グリルはどこか気まずそうな顔をし始める。
「ん? どうしたグリル。何か忘れもんか? まぁそうだよなここに慌てて来てたもんな」
「いや、そうじゃなくて……」
ますます何か申し訳なさそうな顔で馬車の方を指差す。紅音はそれを受けて振り返る。
「え? ――アッ!!!」
先程までそこにいた馬車はとっくに出発してしまっていた。悲しいことに感動の家族劇場をしている間に置いてかれたようだ。馬車はもう既に遠い位置におり、走って行って間に合うとかは無理であった。
「あ、ああ……少しは待っててっくれよ」
彼女はそう愚痴をこぼすしかできなかった。
「あ、紅音……どうする?」
「……ま、いいか! 少し出発が遅れるだけだ。別の馬車でも待てばいいさ! さぁ行こうぜグリル!!」
「うん! 紅音!!」
こうして、二人は血の繋がりは全く無いが唯一の姉妹として本物の姉妹以上の堅い絆で結ばれたのだった。
これから、彼女たちの本当の旅が始まる。これは短時日の皮切りでしかない。彼女、
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☆や♡といった応援や感想等よろしくおねがいします!!
やっと、序章終わったぁ……。お、思ったより長かった……。やっと本編やぁ……。
次章突入 【世界列伝 黄金旅記編】
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