第2話
一日目
今日は大学に行かずに1日中動画を見ていた。いや正確に言うと、パチンコに行ったから1日中とは言えないか。大学に行かなかったのは一限目を寝坊したから、途中で行くと周りの目とか気になるし、それで調子でなかったら元も子もないから仕方ない。終わり良ければ全て良しとは言うけど良く終わらせるには良く始める必要があるから仕方ない。あと、パチンコは負けた。
二日目
今日は大学には行った。授業へは……まあ、大学に行くという行為が大事なのだと思う。行ってみて思ったのは、歩いて五分程度で着くということに気がついた。下宿の中でも近い方だと思うし、こうした小さな発見こそが大切なのだ。パチンコへは行ったし負けたが成したことがあるのが大事だろう。
三日目
大学には行こうとしたが行けなかった。行かなかったのではなく気持ちがしんどいがゆえに行けなかった。昨日大学に行ったからその反動だろうし、身体が休息は必要だと訴えている証拠だろう。休憩は大切なので、パチンコに行ったが負けてしまった。
四日目
今日は大学に行ったし授業も受けたことで気付きがあり、それは普通に大学にいけばパチンコを打つ時間があまり確保できないということ。パチンコに行かなかったのはいつぶりだろうか。
五日目
今日も大学にいった。パチンコには行かなかった。手元にお金がこれほどあることに驚いた。
六日目
日記を書き始めて初めての土曜日だが、これまで最初に書かれている自分への期待の文言を破らずに書き続けている。今日は溜めていた課題を終わらせたのでとても気分がいい。
七日目
やることがないので、言語の勉強をしていた。時間を有意義に使えて素晴らしい一日だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます