第5話助けた相手は?

悲鳴を聞きつけて空から悲鳴のもとを探す。


「ここら辺のはず。」


空からあたりを見渡すと一人の人が何人かの人に追いかけられている。


「あの人かな?」


人のほうによって行く。

どちらもマントを羽織っており顔も隠されている。


「待ちやがれ!」


追いかけらていたほうが捕まってしまったようだ。


「手間かけさせやがって」


そういうと無理やり連れて行こうと引っ張る。

その時にマントが少し脱げて顔がわずかに見ええる。


「へ?」


あまりにも綺麗な顔が見えて呆けた声が出てしまった。

よし!

女性のほうを助けよう!見た感じ追いかけられられてい一人に対して追手は5人ほど。女性を捕まえているほうが男だということは分かった。


「おい。何をしている?」


ゆっくり地上に降りながら話しかける。俺の姿はもちろん人化していない。それと翼を大きく開き仁王立ちのようにしる。こっちのほうが威圧感が強そうだ。


「!!だれだ!?」


女を捕まえた男とその仲間の4人がこっちを向く。


「な!」


こっちを見て驚いたように目を見開く。がすぐに剣を構える。


「もう一度言う。何をしている。」


「お前には関係ない。人かもわからんが見られた以上はここでころす」


そういうと女を魔法か何かで動けないよう拘束し俺を5人で囲む。


一人がとびかかってくる。よけてもいいがあえてよけずにうけてみる。俺の体の耐久力を試す目的と、無傷だとつよそうだろ?

神様が最強クラスに強いと言っていたのでおそらく大丈夫。大丈夫だよな?!

ここでやられたらかっこ悪いぞ


ガキン!!


俺の体に剣が当たるが俺の体は無傷で剣が折れた。


相手は驚きしばらく固まっていたので尻尾で相手の腹を一突き。

ここまでに魔物を殺しているときに思ったが俺は心まで魔物になったのかもしれない。もちろん無差別に殺すことはしないが。殺すことに何も感じない。


「なあ!?貴様!よくも!」


仲間の一人が激怒して俺に向かってくるので尻尾の刺さったままの仲間を投げてやる。


「うお!」


相手は仲間の下敷きになり、


「ふざけているのか!?」


さらに大きな声をだす。少しうるさいと感じてしまう。


「サンダーショック」


雷の魔法で気絶させる。


敵全員に向けて撃ったのだが女を捕まえた男だけよけていた。


「お前は何者だ?ひとか?」


人と聞かれればちがう。何者と聞かれても魔物?なんて答えるべきか


「さあ?俺はその子を助けようと思ている者だ」


カッコつけてみた。


「ふざけたことを。もういい。俺がお前を消す。軟弱な部下どもは役に立たんからな」


男がそう言ってマントを脱ぐ。中にはなんか銀色と金色のとてもギラギラした鎧をつけていた。なんだその鎧。しゅちょうつよくね?


そんなことよりこいつは上のほうの人間か?だとすると殺さないようにしないといけないな。


剣を手にこちらに襲い掛かってくるので俺も刀を抜き方なお受け流す。今回は刃で受けていないので切れることはない。

受け流しで体制が少し崩れたところを狙って両足を切る。これで逃げられる心配はないだろう。


「ぎゃあああああ!あしが!!」


足を切られ地面を転がる男。こいつほんとに上のほうのやつか?弱すぎないか?


うるさかったので止血だけして眠らせる。静かになったので捕まっていた女の人ほうに行く。

女の人は縛られながら逃げようともぞもぞしている。


魔法を俺が解いてやる。

女性は俺を見たまま固まってしまった。どうしたものか。


「ガウ」


その時にチャドがきた。


「チャド、もう終わっちゃった。」


来る前に少し張り切っていた感じがしたので申し訳ない。


「ガウ」


気にするな。そんな感じが流れ込んでくる。魔物同士だからか気持ちがわかる気がする。それより女性のほうに目を向けると、、


気絶していた。


「ありゃ。このままにするわけにもいかんし。家まで運ぶか。部屋はたくさんあるしに。チャドその男たち運んでこれか?」


「ガウガウ!」


いけるよ!

なら任せるか。


「ならいっしょにかえるか!」

「ガウ!」


女性を俺が背負い男たとをチャドに乗せていく。もちろん拘束済み。

俺が女性を背負ったのは消してやましい気持ちなどではない!


家まではそんなに離れていないの魔物と遭遇することなく十分ほどでとうちゃくした。


男たちはとりあえずに端っこに牢屋を土魔法で造りそこに入れておく。


女性を着替えさせるわけにもいかずそのまま布団にねかしておく。起きた時のために水。


「よし!チャド!風呂入ろうぜ!」


「ガウ?」


何それ?


「体をきれいにするんだよ。お前お風呂入ったことないからきれいにするぞ!」


チャドと一緒に風呂場に向かって歩く。


この家はチャドがいても余裕なのである。


チャドの体を何度も石鹸であらい。ようやくきれいにな泡になったので次は自分を洗いその後お風呂につかる。チャドは最初はお湯にびっくりしていたのだがお湯につかってくつろいでいる。人間臭い熊さんだ。

不思議なことにチャドは抜け毛がでない。ありがたい異世界仕様。


長めにつかりチャドと一緒に出る。魔法で温風を出してチャドと自分の髪を乾かし。

お風呂上がりのコーヒー牛乳!俺はコーヒー牛乳派です。チャドにはフルーツ牛乳をあげた。魔物だから大丈夫だろう。最初は匂いをかいで飲もうとしなかったが俺が一気に飲むとまねして一気に飲む。


途端にぱあああ、として喜んでいることがわかる。かわゆす。我が家のペットだな。


「ガウガウ」

もっとちょうだい


そんなことを言われたら、、


もい一本上げました。我ながら甘い。

幸せそうにフルーツ牛乳を飲むチャドを見てまあいいかと思いそのままにしておいた。




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