第2話 ここ、どこーーー!?

懐かしい夢を見た

ここは、、、?

目が覚めたら見たことのない場所に立っていた。周りからは、聞いたことのない言葉が聞こえる。周りには高いビルが立っていた


「ここ、どこーーー!?」

状況がわからず、叫んでしまった。ふと高いビルの看板が目に入った「ゲーム会社求人募集!!」という看板だった。

え!?ここ、、地球!?えーウソ!!てことは日本!?

私は、地球の日本国という国から輸入されたゲームを愛用している。『スカイバスターズ2』というゲームだ。どうやっていつ輸入したのかは私には分からない。ゲームの文字は日本語だから看板が読めたのだ!!ゲームやっててよかった~!


、、、いやいや目が覚めたら地球に、、、、日本にいるというのはおかしい。これはもしや夢!!?うん‥夢にきまってる!!ふと、私の手にカードが見えた。

「あれ?ピンク色に光ってる、、?」

白くなかったっけ?私の見間違いかな、いや、、違う。カードは白かった。記憶がよみがえってくる。確かそれを拾ったら意識がとんでここに、、何か大事なことが有ったような‥



夢じゃないのか、、、、、、えっえー!!!憧れの日本に!!嬉しすぎるって!!!素晴らしいゲームを作って下さった日本に!!?ルルァの声優さんに会えたりして、、!


つきみは後先の不安を考えないようだった



ピンク色に光っているカードに学生証と書かれているのに気づくには時間がかかった。

「私学生になるの、、?」

いまいちわからん。理解が、頭が追いついてない。他に何かないかとポッケットをあさった。手に堅い物が触れた

「あ!!ゲーム機が入ってる!!!」

入れた覚えはないが、大切な物なのでよかった。

つきみは学生証とゲーム機を片手にこれからどうするか考えるのだった。





ふらふら歩いていると、「雨榎さん!!!」と後ろから声をかけられた。

「へ?」とまぬけな返事をし後ろを振り返ると、はぁはぁと息を切らした女性が立っていた。

「あの、、誰ですか?何で私の名前ーー」

「そんなことはいいから!!入学式が始まるわよ!!早く!!」

その女性に腕を捕まれ、引っ張られるように私は走った


走っている途中、女性が「雨榎さん制服着てないじゃない!!学生証に場所が書いていることに気がつかなかったの?遅れたら私が怒られるじゃないの!!」などとブツブツ言っていたが、わけがわからない私は聞き流すしかなかった



気づいたら私は制服を着ていて、体育館の席に座っていた。

どうやら代理学園という所に入学するらしい。今日は入学式であの女性はこの学校の先生だということを教えられた。入学するなんて言ったけ、、?

入学式は校長の話が長く退屈だった。寝ている人もちらほらいたが、生徒会長の話になると皆起き始めて、まじめに聞いているのが面白かった。


教室に入るとなぜか担任が見当たらない。流れで自己紹介をする事になった

「はい!私の名前はーーー」「好きな食べ物はーーー」「よろしく。」などとそれぞれ自己紹介をしている。

「次、あなただよ。」

と目の前の席、おさげの可愛い子に言われた。確か、かもめちゃんって名前だったよね。「ありがとう」と一言いうと

私は席を立ち笑顔で

「私の名前は雨榎つきみ!趣味はゲームです!よろしくね」

と言った。、、というか何で私すらすら言葉を喋れるんだろう?私地球に住むことになるの?などと考えているうちに自己紹介は終わってしまった。


その後は代わりの先生が来て、この『代理学園』について説明が行われた。

『夢を叶えるために頑張ること』『夢を諦めたら落第ということ』『その他ルールについて』などなど話していた。

なるほど、夢を叶えるために地球に、この学園にとばされたのか

『ーーーーーーーーーーでこの代理学園には地球以外からきた、地球外生命体も通っています』

と先生が言ったのを私は聞き逃さなかった。だが運悪くチャイムが鳴り、話は終わってしまった

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