悩まずに

第1話

明鏡止水に悩みはない。

とか言ってみたいですね。

わりと探せば、あるものです……。

深刻な物だと乗り物恐怖症ですかね。

また出やがったら、もう、許さない。

当時、なにが私をそんなに追い詰めたんだ、と思うくらい車に乗っていられない。電車ももちろん、無理でした。漠然とした不安感。焦燥。恐怖。

もう味わわなくていいんだ……。

それが救い。

三十代、楽しんでこうぜ。

あと、働いていたおかげで失業保険がもらえるようになったり、ひどい幻覚や妄想、入院までした統合失調症の再発とか気になっている。

欲しいものがあるのに、今は貯金と失業給付金と障害基礎年金に助けられていて、大事に使わねば、と悩んでいるけれど。

まず食費で3万円は出て行くと思う。

実家住まいだけれど私よりフル稼働な両親が料理をするのは大変だ。

それでも何かしら作っている母、凄いし。まじ凄いし。

ただ外食とか食べるものに興味がないからつまらないところがある。

たまーに、姉妹と親子揃ってパスタとか食べに行く。

悩みはあと、車の運転が苦手な事。

車がないと生きて行くのが難しい地に住んでいる。

ちなみに知人の群馬県民は、一家に何台とかじゃない。一人に一台無いと生活できない、と説かれた。

すごい、群馬県民。

あと悩みは、この間お世話になった施設へお礼状を書いた。封筒と便箋はなんと学校が用意してくれる。

それに誤字があったり、どうしても一枚目と二枚目で便箋の種類が変わってしまったりして。他の便箋に書き直す気力が無かった。

後の祭り。後悔先に立たず。

既にポストに投函済み。

念の為写真を撮っておいて後で気付いた。

受講生が、受「構」生になっていたことに……。

何もそんなに急いで書かなくても良かったし、きちんと正確に、丁寧にが何事も第一だと悩んだ。

あとの悩みは、休みの日、なんとなく好きなアニメを見るのを躊躇すること。好きにみて良いのに。

何だかなあ。お金も払ってるし。

若い子や電車の中のお姉さんなんて音も出さずに字幕の洋画観たりしている。

新たな発見。サブスクというのか。開拓していきたい。

買った本をすぐさま読まないのも悩みどころ。読んだら絶対感動するのに。

今度好きな漫画の小説版がアニメイトで特典付きで発売されるので二冊買う。すっかり虜だ。

昨日も予習でその小説に関わる実写版の映画を寝る寸前まで観ていた。

結果的に電気つけっぱなしでメガネをかけたまま朝まで寝ていたし、何なら今日は昼に起きた。

悩みはまだある。FGOなどのイベントやシナリオを走り抜けたいのにゲームも手が出ない。

他に、生きることに悩んで無いのか？　と聞かれればある。めっちゃある。

だけど今はコロナウイルスやインフルエンザに罹らずに日々を生きて、職業訓練を頑張る！　しか頭にない。

今日。母にお使いを頼まれた。お金は出すから、と言われて承知。ちなみに父はまだ入院中。

父の代わりは私には務まらない。

……車のガソリン、入れられないからな。

そしたら、車に乗ったらガソリン満タンになっていた。入院前に父が入れてくれたのだろう。

ありがとう、父。

私は母に頼まれたビール（発泡酒？　薄いやつ？）を買いに行く。納豆と卵も頼まれた。

冷蔵庫に何もないので豆腐も一応買っておく。

二千円内のお買い物。

世の中、両親を殺したくてたまらない人もいると思う。私もかつてはやばいやつだった。これからもやばいかもしれない。

これは平和なことだろう。

今日は風が強かった。

車のドアを開けると勢いよく煽られてぐんっ！　と引っ張られるように開く。

悩みは尽きない。

幸せには、気付いているけれど日常で、ありがたい。

今日は母がスパゲッティとフライドポテトを作った。

どうか、皆さんの悩みと幸せと平和と殺意と日常を知りたい。

そんな気分でカクヨムでエッセイを読み漁っている。