現代の詩人10「飯島耕一」―40日目

中央公論社から出ていた全12巻の「現代の詩人」という叢書のうちの一冊、飯島耕一さんの巻を読みました。詩の内容と関係ないけど、この叢書の本の作りはいいなって思いました。本はA5サイズのハードカバーで、ジャケットとかついてないんだけど、函入りで。函のデザインもよくって、誰のデザインなんだろう? と思って確認してみたら、安野光雅さんでした。本文は上の部分が詩で、下の部分に「鑑賞」っていう詩の解説みたいなのがついていて、その解説の文字色は黒じゃなくてちょっと青っぽくて薄めの緑で、詩そのものを読んでいるときにはあんまり邪魔になっていなくて。その解説を書いているのが詩人だっていうのも、いいなって思いました。飯島さんの巻は平出隆さんでした。この叢書の他の巻も欲しぃなぁ。黒田三郎さんの巻とか田村隆一さんの巻とかが、とくに欲しい。手に入るかなぁ? こうやって詩の本を読みながら、自分が書く詩のことを毎日少しずつ考えてます。詩を書くのって、すごい長期戦になりそうだなって、予感がしてきてます。

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