吉増剛造『詩とは何か』―32日目
すごい本を読んでしまった。「詩とは何か」なんていうタイトルなんだけど、詩が何なのかぜんぜん教えてくれない! とにかく、ふつうの意味での「教えてくれる」というような意味では「教えてくれない」。でも、つまり、そういうことなのか、ということは感じさせられました。吉増さんが師匠だったら、どんな詩を書いて持っていったらいいのか、ほんとうに分かんない。きつい。師匠じゃなくてよかった! この前に読んだ渡邊さんの本でもこの吉増さんの本でも、同じ人の同じ言葉が出てきた。ジョン・キーツの「ネガティヴ・ケイパビリティ」という言葉。覚えておこうっと。
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