谷川俊太郎『詩を書く』―24日目
わたしはとてもカンがわるくて、そこそこたくさん詩を読んでも、詩論というのか詩の評論みたいなものを読んでも、「はい、これで詩のことは分かりました」ってぜんぜんならないんだけど、カンのわるいわたしでもちょっと分かってきたことがあってそれは、どうも詩っていうのは、わからないくらいでちょうどいいっていうか、みんな「わかんないわかんない」って言いながら詩を書いているみたいだなぁってことが、ちょっと分かってきました。そんな今日、谷川さんの『詩を書く』っていう本を読み終えました。あるところですごくびっくりして、それは谷川さんとわたしの散文と詩についての考え方が正反対だったから。わたしが散文の性格だと思っていたことを谷川さんは詩の性格だと言っていて、わたしが詩の性格だと思っていたことを谷川さんは散文の性格だって言ってた。なるほどだから谷川さんはあんな風に詩が書けるのかって納得できたし、わたしもそういう発想で詩を書こうとしてみたらいいのかって、ヒントにはなりました。この話題は明日の日記でも続けようと思います。
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