左川ちか詩集―11日目

永瀬清子さんの詩集を持ち歩いて読み終わった次には、佐川ちかさんの詩集を持ち歩いていつでもどこでも読んでました。永瀬さんの詩集よりだいぶ薄かったので、わりとすぐに読み終わりました。まだそれほどたくさん詩を読んでないけど、このところずっと詩を読んでいて、一つはっきり分かったことがあります。わたしは本当に詩のことをなにも知らないんだなぁということです。というのは、こうやって立て続けに詩を読んでみるより前には、詩について「詩ってだいたいこういうものかなぁ?」というイメージがあったわけですけど、実際にいろいろな人が書いた個々の詩を読んでいると、わたしが思い込んでいた「詩はこういうもの」というイメージはぜんぜん当たってないんでした。詩ってなかなかむつかしいものですね。いろんな意味で。

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