現代詩大系2巻―8日目

今日は現代詩大系という本に入っていた関根弘さんの詩を全部読んだ。それでも、これで関根さんのことはよく分かった、という風にはもちろんならない。一人の詩人について分かったってなるって、どうなることなのかよく分からないし。「そいつめがけて/ぶっ放す/俺の拳銃/メイドインジャパン・トンボ鉛筆3B」っていうフレーズがよかった。どうもわたしは、しっとりした一節よりちょっと馬鹿みたいな一節を気に入るたちみたい。一つの詩としては「僕は一才」という詩が好きだった。これは昭和詩のアンソロジーを読んだときにも入っていたので、関根さんの代表的な詩なのかもしれない。毎日詩の本を読みながら、自分が書く詩について考えています。

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