関根弘『現代詩入門』―7日目
今日は関根弘の『現代詩入門』を読んだ。関根さんの詩は、昭和詩のアンソロジーに入っていた四つか五つしか読んでいないのに、いきなりこういうものを一冊読んじゃった。順番が間違っている気がするけれど、しょうがない。詩人が書く詩の入門書を読んで、その詩人のことがどのくらい分かるものなんだろう。わたしはこの本を読んでも、関根さんのことはまだよく分かってない。というか、なんにも分かってない。この本にはたくさん詩が引用されていたけど、ほぼすべて関根さんの詩じゃなかったし。「ひとからなんといわれようと、自分の書いたものが、詩だとハッキリいいきれるようになったとき、ひとは詩精神を自分のものにするのである」って書いてあって、きっとそうだろうなと思うけれど、そういう日がわたしにいつおとずれるのかは、まったく分からない。
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