歌のシーン、エモーショナルな世界を実に繊細に描いていて唸りました、素晴らしいです
文字を追っただけなのに、不思議な歌を耳に聞いた体感がありました
そして対比される主人公の人間だからという想い……
脱帽です♥️

このお話かなり好きです！
瓶の中に炭酸を作る魚が棲んでいるという、イメージの美しさ、かわいらしさ、そして
＞昔飲んだのと変わらない炭酸だった
この現実のひやりとする揺らぎがまたいいですね❤️

更新で読ませていただくのがすっかり楽しみになりました
無理せず頑張ってくださいm(_ _)m

水たまりが海になっている、身近だけどとてもロマンのある話ですね。なんだか読むだけですこしワクワクします。
　
　名前の話も、名前だけじゃなくて色んなことに通じてそうです。親から渡されたものが祝福にも呪いにもなる。でも、前回の子のように名前もない子と話してみると、呪いもすこしは軽くなるかもしれませんね。

「流れ星の流れの力に乗って泳いできた魚の群れ」

　とても詩的な、良い表現だと思います。

　すごく好きな話です。なんというか、それしか言えません。
　花の香りを満たしてくれる妖精？ すごくやさしい存在ですね。そしてその子の言った

「私は香りがないと寂しい」

　という気持ちはなんだかすごくわかります。香りではないんですけど、むかし登下校のときによく吸っていたサルビアの花が、もう今やすっかりなくなって、どことない喪失感がありました。ただの花なんですが、今まで意識しなかっただけで、自分にとってとても大事にしなければならないものを失った気がして。

　多分、かなりの人たちが花の香りを嗅げなくなった側の人間なんだと思います。理由は忙しくなったとか、環境の変化とか、色々あると思うけど、その子が頑張ってみんなに花の香りを思い出させてくれれば、きっと良い世界が広がっていると思います。

　あと僕は「その子」をハリーポッターの金のスニッチみたいに想像しました。

　少しずつですが、読み進めていただきます。

　Ps.この短編を読んだだけなのであんまりはっきり言えませんが、童話というより現代ファンタジーのほうが個人的にしっくりきました。子どもというより大人に響きそうという意味で。しかしどちらでも好きなほうで良いと思います。