第4話:入学式2
校庭に着いた
(しかし、多いな……何人いるんだこれ?)
そう感じるのも無理はない。ここ、
(おっ、始まるみたいだな)
校庭の中心……つまりスタジアムの真ん中にスポットライトが注がれる。
すると、誰もいなかったその場所に突然人が現れた。まるで元々そこにいたかのように。
『皆さん、ご入学おめでとうございます。私は
現れた女性はマイクを使わずによく通る声で話していた。……いや、声をとどけていた。
スタジアムにいた生徒たちは「おぉ!」と声をあげていた。
何せ彼女は世界有数のA
『この学園は皆さんご存知の通り【
(へぇーさすが日本一のダンジョン学園だな)
この学園は日本に七つしかないダンジョンに関する学園のうち、トップクラスを誇る学園なのである。
その後の校長の話をまとめるとこうだった。
①学園の評価はダンジョンで稼いだ魔石の数と金額を元にし、授業の評価と合わせて評価する
②【祝福の
③学科は【戦闘科】【生産科】【魔法科】【普通科】の4つに分かれている
④学園の生徒で希望する者は、学園の寮に住むことができる
⑤装備はE
といった内容だった。
『以上で説明を終わります。何か質問・疑問がありましたらこれからスマホに送る学園専用アプリ【DTT】を使って教えてください。この後は各クラス分けを行いますのでその場で待機していてください』
その後何事もなくクラス分けが終わり、次の日、つまり火曜日に行う内容についての説明をされ、その日は下校となった––––––
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