第6話 ケンイノコトバ 2

 低能は、ことわざが大好きです。

 昔から多くの人に語り継がれてきた言葉。

 それは、低能にとってはあこがれと言ってもいいほどの権威。

 それを使える自分って、すごいな、ってか?


 ともかく、どんなことわざであれ、低能は、ことわざをことさら出します。

 テメエの低能ぶりを、ことわざで隠すのです。


 さあ、そのことわざを抜いて、テメエの言葉とやらはどうなるやら。そしてその主張内容とやらはどうやら。一皮めくれば、そこに聞くべきものなど何一つないとは言わないにせよ、さしてあるほどのものでもないことが、ここに白日のもととされてしまうのである。


 その情けなさたるや、どうもねぇ・・・。


 ここで一気に上げるのも難だし、第一キリもないので、典型的な、あるいは特徴的な言葉を見繕って、別記事でいくつか挙げていきます。

 

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