第10話 何故そこまで・・・
3月16日、水曜日。入国隔離13日目。
因みに中国の入国隔離日数は、入国日はカウントせず、翌日から1日目カウントが始まります。
以前であれば入国から2週間のホテル隔離、その後は自宅に戻って健康観察という名の自宅待機で良かったのですが、感染者が増えつつある上海では余程の恵まれたアパートや居住区に住んでいるのでは無い限り自宅には戻れず、そのまま次の1週間隔離ホテルに移送されます。
ということで、最初の2週間隔離が終わる前日、厳重なPCR検査が行われます。
先ずは鼻の両方の穴に検査棒が突っ込まれてグリグリ。
続いて枕とスマホを持ってこいと言われて枕とスマホを検査布でベタベタに拭い、最後に私が何度も触ったであろう部屋のドアノブや照明スイッチなども片っ端から拭っていきました。
何故そこまで・・・
まぁこれが中国のコロナウィルスに対する認識であり、故にこそ異常なまでに厳しいゼロコロナ政策が実施されている訳です。
さて、明日はいよいよ2週間隔離の最終日です。
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