世界知新記
スキル紹介
世界知新記。ここでは、世界の様々な事象について説明しようと思う。
今回はスキルについて説明する。
まず、知っているだろうが、俺にはスキルが四つある。これは俺に限らず、生きている人なら誰しも持つ要素だ。
詳しいスキルについての記述は「魔法大全」の「EX」のページに載っているから、確認すると理解が深まるぞ。
一閃、凝堅、速射、収納。この四つが俺のスキルだ。アレンやイレナ、サラも同様にスキルを持っているが、ここでは割愛する。
そして、今皆が思っているであろう疑問、それは、「凝堅・丁」とは? だ。本編では、リノアの攻撃を防ぎ切っているという功績を残している。
本題の「丁」の話だが、結論から言うと、スキルには強さの段階がある。
甲乙丙から
そして、これらのメリットデメリットだが、まずメリットは、癸に行くに連れ、効果が増すんだ。もしかしたら、「凝堅・乙」などではあの技は耐え切れなかったかもしれない。
デメリットもしっかり存在する。それは、癸に行くに連れ、スキル発動から実際にその効果が現れるまでの時間が開く、という物だ。
例えば、普通の「凝堅」は条件なしで即座に発動できる。だが、「凝堅・癸」は、スキルを発動してから、実際に矢に効果が現れるまでに一秒の差がある。一段階上げる毎に0.1秒遅延されるのである。理由は、スキルの術式が複雑で、効果が現れるまでに時間が掛かるからだ。
術式の内容は、魔力の操作と同じようにして体内で発生したエネルギーを矢に流し込む。すると、むやみにエネルギーを流し込まれた矢が暴走する。だが、それを防ぐために原子が反応して体細胞分裂する染色体のように倍になる。それをどの程度行うかで、段階が変わるのである。
因みに密度、強度は一つ前の段階よりも指数関数的に上昇する。そして、スキルを発動する本質は体内のエネルギーだから、同じ体内エネルギーの魔力波長と同じように俺への影響はなく、重さは感じない。もしかしたら、元々俺の一部である事が関係しているのかもしれない。
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