少年達大海を目指す
4月10日になり大学の入学式が行われた。
水瀬と若菜、久武は経営学を政金以外の連合メンバーと師秋が考古学をそれ以外の人が法学を専攻する学科に合格している。
「いやー授業楽しみだね」
「あんた体育大学いくのかと思った」
「若菜は酷いことを言うな」
「しょうがないでしょあんたみたいな筋肉ゴリラ見たらそう思うでしょ」
「酷、僕泣いちゃう」
「あんたら付き合ったの?」
「「そんなわけない」」
「息ぴったり」
と大学に対して他愛もない会話をしながらながら教室まで歩く。
「はーい授業始めてくぞ」
「難しいなこれじゃ会社継げないぞ」
「まだ始まったばっかでしょ」
と大学の授業に対して難しいと感じつつも大学生生活初日が終わった。それからゴールデンウィークも近くなり二泊三日の旅行計画がたて最中である。
「どこ行く?」
「高知行きたい」
「そうするか」
「そうするなら四国全体で良いんじゃない」
行き先が決まり細かくどこに行くかを決めることになった。
「はいはい私猫がたくさんいる島行きたい」
「青島?」
と瑠奈の提案に若菜が質問すると千尋がスマホ調べ。
「そうそうここだよここ」
とまず一ヶ所が決まり皆が続々案を出す。
「僕岡豊城」
「俺讃岐うどん食べたい」
等と案が出て計画がたて終わった。
「今日から旅行だね楽しみ」
「そうだね」
最初の目的地に向かう船の中で
「やばいすごーく吐きそう」
「あと5分だから頑張れ」
とやり取りをし猫のたくさんいる島青島についた。
「キャーこのネコチャン達可愛い」
「そうだね自然とよってくるのも又良い」
そんなこんなで8時間が経過し帰りの船に乗る。
「はぁやっぱり船は慣れないよ」
と言いつつも行きの船よりも楽そうにしている水瀬である。
二日目になり高知に入り岡豊城についた。
「あぁやっぱりここは落ち着くなぁ」
「お城ってなにが面白いの?」
「この堀切とかが良いんだよ瑠菜も歴史学科でしょ」
「あ、確かに城の構造に関する書籍が図書館においてあるわ」
城の良さについて話しながら資料館と城跡を巡り師秋は満足げな表情をしている。
「師秋お土産いろいろ買ったね」
「うん、この辺りを納めていた大名は僕がとても大好きだからね」
その後も四国を巡りゴールデンウィークの四国旅行が終わり大学始めてのテストが始まった。
「テスト難かったー」
「そうだねできるとこはできたけどね」
そんなこんなで一年の春学期が終わり夏休みも皆で旅行に行き秋学期もなにもなく終わった。
「もう一年の待つのかー」
「年々一年が早く感じるわね」
と去年とあまり変わらず旅行に行き春学期が終わり夏休みはブルネイに渡航した。
「ついに来たね」
「でもちょっと怖い」
「先入観良くないよ」
と瑠菜は先入観で若干怖いと言っていたがそれを周りがなだめる様そうになっていた。
「この建物すごいなー」
「やっぱりイスラム教の国に行ったらモスクだね」
「写真でみるより綺麗だね」
「うん」
ブルネイのモスクに行き和国では味わえないものを感じる一行であった。二日目は水上集落に行くつもりだ。
「へぇー神秘的だね」
「他の国に行ってもなかなかみれないでしょ」
「うん」
「どうした師秋?」
「大丈夫だよ和に戻ってから話すし楽しもう」
何かが引っ掛かるような表情を一瞬した師秋だがそれを否定し後で話すと言う師秋であった。それからブルネイを4日間楽しみ和に戻り瑠菜や水瀬達に相談をする師秋がいた。
「ねぇ僕は莉央が事件に会ったのは知ってるけど犯人はどうなったの?」
「犯人はおろか凶器すらまだ見つかってない」
「近くに防犯カメラすら無かったし仕方ないとこはあるよ」
「でも、近くに黒のジャンパーが落ちてたって刑事さんが」
「どんなジャンパーか写真かなんか持ってない?」
「あるよこれ」
「う~んこれさ見つかったの1着だけ?」
「いや3着見つかったみたいだよ」
「クリスマスの時いたに松平と小野寺が黒ジャンじゃなかった?」
「あっ確かに」
「えっあの右翼活動家とあの亡命してきた無償髭?」
「そうそう」
「でも、持ってるのはあれだけとは限らないじゃない」
ブルネイで深刻そうな顔をして悩んでいたことは多摩川で起きた事件についてだった。
そんな悩みを打ち明け事件の事について考えつつも大学4年間が終わり瑠菜、師秋、長久、千尋、水瀬、若菜は水瀬の父の会社日本鉄道株式会社に入社した。そんな頃連合では意外なことが起きていた。
「おう皆集まったか?」
と正胤が呼び掛け発表をした。
「久武が会社を設立する就職先が無い者また就職先があるがこっちに移りたいものさ今から配る紙に書き提出しろ」
発表内容は久武が会社を設立したと言うのだ。その会社はゲームとVTuber事務所を運営する会社である。各々就職をしたかった会社や会社を設立しやりたいことを出来るようになり世を制するのも近い内かもしれない。
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