第8話 散歩してみよう②
俺はあの後もしばらく歩いた。
そして近くに見つけたベンチらしき椅子に座り考えをまとめることにした。
まずしばらく歩いて分かったことがある。
それはこの世界は俺の知っている世界と同じ歴史を歩んでいるが俺の知っている世界では無いということだ。
どういうことかと言うと俗に言う前々ラノベで流行っていたダンジョンものみたいな世界を戦前に持ってきたような世界だ。
なので魔法もあるし剣もあるし銃もあるという少し歪な世界のようだ。
歴史の観点から見るとこのままでは沖縄戦で人々が虐殺され原爆で人々が亡くなり最悪の歴史を辿っていくということになる。
それは俺の命にも関わるし非常に危険なことである。
だからといってそう悲観するばかりでは無いということも分かった。
どうやらこの世界は実力主義らしく魔法や剣術などの技術で上の階級へのし上がることもできるようだ。
そこで俺は思った。
功績を上げまくれば天皇に認められて総理になって日本救えんじゃね?と。
色々不安要素は残るがやることがないのでやってみる価値はあると思う。
ということで俺は強くなる方法を模索しようと立ち上がった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます