律と廣谷とアル
「あ、人が来た」
「……ここ、は」
「廣谷ー。人来たぞ」
「それどころじゃない」
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「なるほど、ここは夢の世界か。誘拐されたかと思った」
アル・ミリエル:元暗殺者、現悪役公爵に転生。転生先も暗殺一族でした~学園で太陽のような彼女に目を奪われた。愛する者と友達と過ごす日々は楽しい~。主人公。
時系列的には施設の戻った時に視界が白くなって気づけばここに。本編内ではそれは起きない。
連載中。75,473文字。58話
URL:https://kakuyomu.jp/works/16817330664077284916
「お前はお前で大変そうな経緯だなぁ……」
「そういう貴方方の方が大変そうに見えるんだが。特に、そこの廣谷さんとやら」
本編終了後なので平和に異世界で暮らしてる。
完結済み。28,312 文字。23話。
URL:https://kakuyomu.jp/works/16817330662398446359
時系列的には落下後に意識を失った状態での夢。
連載中。55,490文字。48話。
URL:https://kakuyomu.jp/works/16817330665075343561
「もうやだ」
「だめそう。まぁ、廣谷は置いておくとして、俺達で話す事になると思う」
「話すこと?」
「あー……っとこれだこれ」
お題:今の状況での気持ち
「タイミング最悪か????」
「今の状況……か。あれに殺意は覚えてる。殺しにいきたい」
「見てたけどあれはない。子供を保護してたのにあの仕打ちはなぁ……」
「ミリヤを止めた方がよかったんだろうか。あそこで子供を保護する事に賛同しなければ……ミリヤは……」
「まぁまぁまぁ……。でも正直そういう目にあった方が、今後慎重になるからあの判断はよかったと思う。まぁ、殺意は沸くけど」
「はぁ……」
「で、廣谷は……状況最悪って場面っぽい」
「だろうな。それにしても哀れだな。自分の軽率な行動で最悪な目に合うってのは。同情はしない」
「俺は、分かるかもしれない。廣谷は自分の気持ち優先でやって、それが裏目に出たって感じだから。もし俺があの時高坂に見つからなかったら、同じ事してたかもしれない」
「分かると言うが……廣谷さんとやらは、能力の問題でもあるんじゃないか。じゃなきゃこうならないだろ」
「まぁ、廣谷はそれもあるだろうなぁ。能力の全てを分かっていなかったから、あの大事件起きたわけだし」
大事件:暗闇エリア40話以降。
痛い目見てほしくて能力使ったらニュースになるレベルの事件になった。今までは記事程度だった。
「廣谷さんの能力、欲しいんだが」
「暗殺向きだもんなぁ。『宣言した事は絶対起きる』。ただしデメリットあり。全ての罠解除で反動きてる辺り、そこそこ長く使えそうだし」
「……ふと思ったが、能力で事件をなかった事にできないのか」
「さぁ……でもそれ反動が喉の痛みで済むか分からないレベルだと思うんだけど」
「過去を書き換えるから、か……神でもない限りそれは無理か」
「俺のとこの神だったらやってくれそうだけど、廣谷の世界に神がいるかどうか怪しいんだよな。ダンジョンに謎はあるみたいだけど」
『姫条廣谷の精神状況が悪い為、今回はここまで』
「もう終わり?」
「今回……次回もあるということか」
「今回が二回目だしな。あると思う」
「……そうか」
『おやすみなさい』
うちの子集合させてみた 蒼本栗谷 @aomoto_kuriya
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