第2話…
ガッチャーン!…ガタン…ズズズッバリバリバリバリバリバリ。ドカァァァン…。
「ゴホゴホゴホゴホッ!なんじゃこりゃあ?? いったいどうなってんだ!……とにかく進んでみるとするか。」
「………ゲボケホ…けむい」
「我慢しろ!ほら行くぞ!」
「へいへい」
コツコツコツ…コツコツコツコツ…コツコツコツコツ…。
「いや長いわ!? なんじゃこの通路は!!」
「……「クイクイッ」レインあそこなんか怪しくないか?」
「そうか?」
「まぁ…見てなって!…なになに?「宇宙軍の弱点は?」……?…いや無いけど。」
ピンポン!せいかーい!!……ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ。
「何?この効果音は?いるコレねぇいる?」
「いらない!」
『そんな事言わなくてもいいじゃーん…怒っちゃうもんね。プンプン!』
「「…………………!?」」
(……うお!こいつ脳内に直接話しかけてくるな!)
(!?)
『ちょっと!無視しなくても別にいいじゃない。それでこの可愛くてプリチーでセクシーな私に聞きたい事は、あるかしら?』
「「………いや別に?それじゃ」」
ニコリ!スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタ!
『ちょっとぉ〜!待ちなさいよ!……覚えてなさいよ!』
「ふぅ、ここまでくれば大丈夫だろう。それにしても?汚いな~うぉ!?」
「出たな!◯退治してやる。」
タイミングを合わせて……今だ!スパンッ……ふぅ〜〜!やったぜ。
『………何やってんのよ?あんた達?……たのしいのかしら?……まぁいいわそれより。よくもさっきは置いていったわね!…ふふふははは。…見よコレを!』 彼女が、懐から取り出したものは。
「「…こ、これは!まさか?あの伝説の」」
『そうよ!パーティカルサイダーよ。どう羨ましいでしょう!…欲しいなら……ど、げ、ざね!』
「「…ぐ!ちきしょうめ……仕方あるまい「「ズザァ…!」」これでいいのか。」」
『ええいいけど!?…あなた達にはプライドは無いわけ?』
「「無い!そんなもん溝に捨ててきた!」」
……駄目だ!こいつ等
コツンコツンコツンコツンコツンコツンコツンコツンコツンカツン!
「!!誰か来た。」
『急ぎなさい早く隠れて。』
「隠れろと言われても…何処に?」
『…そこに…ロッカーがあるじゃない。いいから早く!』
「「わ、分かった。」」
タッタタタ!ギィィィバタンッ!
(いやいやいやいや…今のはさすがに、バレるだろう。どうだ)
(シッ!静かに)
(ああ、すまん………いやそうじゃねえよ!何で一緒に入ってんじゃ)
(ああ……気にすんな。)
(いや気にするわ!今は言い争っている場合じゃねえ……、と、来たな。ほうあれが)
『失礼じゃないかしら!』
「申し訳ありません。ちょっと聞きたいことがありましたので。」
『そう、で…私に、聞きたい事とは』
「はい、ではその前に隠れている奴ら出てきなさい!………。」
……ロッカーの隙間から彼女と目があった「コクッ」了解!行くぞ……
(ワラサ…行くぞ)
(何時でも)
行くぞ!3.2.1
ガチャン!タックルッスタ!
「ほうお見事だ!さすが火星軍と言ったところだろうか?」
「!?我らを知っているだと?貴様…いったい何者だ!もし敵ならば容赦はしない。」
『ちょ、ちょっと!』
「ははは…安心したまえ!私は敵ではないよふふふっ!」
「な、ならば貴様は」
「まだ教える事はできない。……またの機会に…!」
「…なんだったんだ?あいつは?」
『……「ゴン!」…あんた馬鹿なの…はあまあいいわ。それよりあんたのお仲間突っかってるわよ』
「えっ」
「レイン…ダズゲデ」
「………「ズコォォ…」はあ…待ってろほら行くぞ!聖奈違うセール違うな…あ、せーのふん……ふんぅぅぅ!」
ググググググ……すぽ〜ん
「助かった」
「死ぬかと思ったわまったく」
『まったく、何やってんのよ。』
________________________________________________________________________________________
「偉大なる主…ただ今無事帰還しました。」
……「そうか…良くやった。」
「はっ、ありがたき幸せ!…それでは、失礼致します。」
「ふむ…!」
………。
「あら、帰ってきていたのね。中々帰らないから心配したわよ!」
「……そうかそれはすまなかったな。いつか埋め合わせしよう。」
「別にいいわよ。でもありがとう楽しみにしてるわ!」
「ああ」
カツンカツンカツンカツンッ
「アッ!先輩じゃないですかぁ~何やってたんですぅ〜」
「色々あってな。どうしたお前その…、喋り方は?…何があった…」
「ん~~別に教えてもいいんだけど〜やっぱりやめた!」
「そ、そうなの」
「はい!」
「…………。」
「お〜い先輩!ありゃ気絶しちゃった。仕方ないなぁ~よいしょよいしょ!ふぅもう一踏ん張り…よいしょ!」
バタンッ!
「疲れたぁ~……ふぅ……!すやすやすやすや。」
「……ここは?どうやら誰かが、運んでくれたようだな、ふぅ!!?……なんだこの柔らかい感触は?」
「ん~~!やん!…すぅ〜」
「!!!」
「何で?こいつがいるんだ!しかも同じ布団に!まあいいか!……。」
(おっとマイサンよ!まだ目覚めの時ではない眠るのだ……、よし)
「何が、よしなんです?先輩!」
「うぉ⁉」
「ちょっと!失礼じゃないですか。私は傷つきました…ええそれはもう!そうまるで断崖絶壁の崖のよう「チラッ」…はぁ」
「……分かった。謝ろうすまなかった…」
「はい、いいです。許しましょう私は心が広いのですので……それより先輩?先程から先輩の……あの何といいますか……おっきくなってます「チラッ///」…」
そんな馬鹿なそう思い下を向くと「デカくなってますやん!何故?えっ…マイさんよ何故なんだ!」………まあしょうがない。
その日の夜は後輩と熱い夜を過した。
次の朝
……チュンチュン!……。ポッポ
「よく寝た!しかし…」
そう隣を見た。
「スヤスヤ…ん~~先輩♡…ん~~」
「ほんとに寝とんのか?えいッ「ぷにぷに」…かわええ。」
「……ん~~。」
「おっといかんいかん!手を離さなければ!しかし「ぷに」…柔らかい!~」
起きる前に手を頬から離した。
「ん~~おはようございます!先輩何かしました?」
「何故だ」
「何か頬が痛いです。」
「……すまん可愛くてつい」
「許します!その代わりまたお願いしますね♡♡」
「……ああ!ははは…(身が持つかな)」
「??何か言いました?」
「いや」
「そうですか?」
ははは……感が鋭い!
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