第19話 恋人

「地球から一旦戻ってまいりました。」

「「…………ふんす!」」

「……………あの初めまして…わたしは柚子梨凛て言います!!」

「…………はぁ(この超鈍感が) よく戻りました。疲れているでしょうから、休むといいわ。そこの凛と言ったかしら…貴方はメイドが部屋まで案内するわ! それと鈍感こっちに来なさい。」

「うす……」

「休むかぁ…じゃあなレイン……死ぬなよ」

「それではお部屋までご案内させて頂きます

「はいよろしくお願いします。」   

「……………。」

おいワラサ、不吉なこと言うなよな。俺も逃げようかな……良しリザリンドは、こっちに気づいていないな、今のうちに!

「レイン!何処に行くの?さっさと来る」

「………はい。」

「ん~~よろしい。まったく貴方は昔から鈍感なんだから! いい私はレインが好きなのもう大好きなんだから。」

「え゙、まじで。気づかなかった、すまない!…」

「いいわよそれより貴方は…どうなの?」

「……。俺も、リザリンドが好きだ!…」

「……ふふっ良かった両想いだったのね」

「ああそうみたいだ。」



(パチパチパチパチ!!)

「いやぁーやっとくっついたか!!長かった…なぁラザ」

「ああワラサ!小さい頃からだからな。あれから何年過ぎた?」

「ざっと200年だな!!」

「そんなにか。時の流れはやはり早いようだな。まあとりあえずおめでとう!!……それとほら凛言いたいことがあるんだろ」


「う、うん…レインわたしあなたの事が好きになりました。」

「えだって凛は!」

「えぇ…最初はあなたを憎んでいた。いえあなた達をね、でもねあなたはわたしに手を差し伸べてくれた。それからねあなたを目で追うようになっていた。それでねそこのお姫様があなたを好きだってことが分かって、わたし焦っていたの?だからついてこようと思った。これがわたしの気持ちです。」


「ありがとう!うれしい…でも」 

「あら、私は気にしないわよ。」

「すまん。…凛も彼女になってくれるか!」

「はい!もちろんよ」


(パチパチパチパチパチ!)

「めでたい!実にめでたいなぁ」

「ほんとほんと」



そうして夜が過ぎていった。








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ファントムです。…ついにレイン君2人と付き合うことにしたんだね。おめでとうこの鈍感…って作者が言ってどうすんねん。いやいやめでたいなぁいいなずるいな………( ゚д゚)ハッ!俺は今何を?

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